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今回の最大のテーマは、最近ブームの「焚き火」

二郎さんが焚火会を始めた理由は、広い土地で何となくやってみた時

「ああ、物を燃やすと人は喜ぶんだ」

そう感じたのだそうです。


以来、こちらで行われる焚き火会には少しずつ人が集まり始め、定期開催となりました。


先日の免許更新、スマホ持ってない待ち時間とかやることなくて手持ち無沙汰になってる自分がいました。

学生の頃も、新社会人の頃も、スマホなんて無くても平気で何かしらやってたはずなのにです。


ところが焚き火を見てると、スマホなんてなくても飽きない。原始の時代から人間は火を起こすことを必死にやっていて、やっと着いた時の感覚が遺伝子レベルで刻まれているように思います。

安らぎの時間はゆっくりと流れ、それは日常の喧騒を一切消して、心からリラックスできるものでした。


ですが、やはり酒は必須、二郎さんも酒好きです。
これはスーパーで「豆腐なんて40円ので美味い」と言ってた先輩に「いや、そんなの豆の味ないです。少し高いの食べてみてくださいよ。」とのやり取りから買った信州安曇野の豆腐。日本人の心とも言える豆腐の純国産は2割以下です。

二郎さんが持ってきてくれたのは萬寿鏡F50(ますかがみエフゴーマル)、日本酒度+11の辛口なのですが、恐ろしくまろやかでスッと入ります。
ところが先輩曰く「ワンカップ入れられても分からんかも」これ本当かも知れません(笑)
「シカ肉とイノシシ肉の塊あるから」
と聞いていた肉登場、塊って結構あるのかな?














これは凄い!
ワンポンドステーキの量から見たら、5キロはあるのではないかという超巨大な肉の塊。こんなの初めて焼きました。
「シカかイノシシどっちか分かんないけど」
脂の感じで、最初イノシシに見えたのですが、これはシカ肉でした。

肉はかなり時間がかかるので、暫し談笑の焚き火会へ

「疲れた人間は火を見たらいいんですよ。」
とにかく、山を切り開いて金を儲けようより先に、どうすれば世のため人のためになるか。これを考えてる二郎さんは焚き火の魅力も語ってくれました。

弱火でじっくり1時間20分経過するも、この雰囲気でしたので切り分けての仕上げ焼きから、ついにミディアムレアぐらいに出来上がり。そこに(商品名忘れましたが)香辛料入り塩のみの味付けです。
ステーキソースみたいなの買おうかと思ったんですが、これだけで良し。その後、豆腐に使った醤油だけでも美味かった。
シカ肉はもちろん牛肉と味はは違うのですが、ほぼ赤身でアメリカンステーキを思わせます。

サッパリしててスイスイ、先輩も「これは焼酎だな」から舌鼓、「絶対に無理」と思っていた塊、最後は1/4以下までになりました。

二郎さんが篝火をセット。迫力ありで合戦中の気分でしたが、その後持ってきたのは・・・なんとスプレー缶(空でないのもあり)






※これは個人の所有する人里離れた山の中での実験であり、この3人は特殊な訓練を受けています。

また、スプレー缶は穴をあけてからゴミに出さないと回収業者をとてつもない危険に晒すことになる。

その警鐘を鳴らす意味で、あえて行いました。


何が入ってるかも見ずに、淡々と放り込む二郎さん
さすが、リアル路上の伝説!
ですが、「スプレー缶って危ないから、穴あけなきゃいけない、それを火の中へ?」緊張感に包まれたのでした。

何度か試みるも、これといって大したことはありませんでした。
「何だ、別に危なくもないじゃん」人間の心が緩んだ時、これが1番危険です。
すっかり緊張感が無くなったところへ






















これぞ武術的、無意識領域からの一撃、全員驚愕!

「一気に3本いってみますか?」
その後、エスカレートしていきます。これを淡々と一切笑わずに言う二郎さんがコワイ(笑)

これと同レベルの火力のがもう1度あって、そこから膠着。流石に油断しましたよ、はい…












なんじゃこりゃー!
もう終了モード、完全に目を逸らしてたので1番音がデカくてビックリ、動画で火力にも驚きました。

「イノシシも良かったら」
あの塊と同サイズのイノシシ、食べたいけれど入りません(笑)
23時を過ぎて、ステーキと美酒での穏やかな焚き火から、衝撃の大爆発まで、あっという間の夢の時間は閉幕


🛏😴😪😴😪


夜中トイレに目覚めた時、先輩がお湯を沸かしてくれたので4時の軽食タイム。
あんま東京で売ってないカップスター、何年ぶりでしょうか?
そしてあれだけ肉を食ったのに、ここまで食いすぎると何故か逆に小腹が空きます。
南アルプスの山々にまで染み渡るで〜、自然の中だとなんの変哲もないラーメンが最高に美味い!



そして、また火を眺めてから、一眠りすると夜明けの時

つづく