2016/04/01 21:00
眠らずに語り明かし・・・
朝7時、別れの時は無情にもやって来た。
( ̄▽ ̄;)「アニキお元気で、本当にありがとうございました!」
(´・ω・`)「あばよ、先に行くわ、またな。」
( ̄▽ ̄;)「必ず会いに行きます!」
(´・ω・`)「ああ、待ってるよ(笑)。」
そして・・・
死後立った川辺に川田は戻ってきた。
(´・ω・`)「なんか、最近のような、遠い昔なような…不思議な気がするな。」
暫く待っていると・・・
舟が近づいて来た。
「どうも、早かったですね。」
あの世へ運んでくれた船頭だった。
(´・ω・`)「帰りも同じ船旅なんだな(笑)。」
「そうですね。まぁ、長いからゆっくり行きましょう。」
(´・ω・`)「また、赤ん坊からか…今度はどうなんのかな?
適当にアメリカで映画監督とか、ビルボード1位とか、ドン・ペリニヨンとか目茶苦茶言っちまったよ(笑)。」
「みんな、そんなもんですよ、リセットできない、戻ることもできない、だけどあっち行ったらまた、頑張って生きるだけなんですから」
(´・ω・`)「そうだな、それがイヤだったのに、無いとなったら戻りたい…因果なもんだぜ。」
「何、飲みますか?」
(´・ω・`)「久保田京壽だな」
「思い出の酒ですね。」
(´・ω・`)「それと、あん肝、カツオ刺し」
「はい」
(´・ω・`)「ここまで記憶はあるんだな、役にたつ部分だけでも残ってたら楽なのに・・・。」
「だから修業になるんでしょ、累積ポイントが見えてちゃ、この船にも意味無いんじゃないですかね?」
(´・ω・`)「そもそも、人間って一番最初はどうやって生まれてきたんだろうな。」
「さぁ?、でも、それでいいんですよ。知らなくても良いこともあります。」
(´・ω・`)「どうせ、考えても仕方ないしな(笑)。」
「そう、忘れられるから、またやり直せるんです。」
ゆっくり、ゆっくり、名残を惜しむように舟は進んでいった。
どうしたことか、次第に酒の味が変わってきた。
(´・ω・`)「あれ?何か美味くなった。」
「魂が肉体に戻りつつあるんで、それでです。これが生きてるってことですよ。」
(´・ω・`)「これは、あっちの鰻重より美味いや(笑)。」
すっかり、生前の味覚で楽しんだ。
(´・ω・`)「あっちは悪しか栄えてなかったけど、アイツらが変わる時も来るんだよな?」
「簡単には行かないでしょうけどね…」
(´・ω・`)「殺人事件なのに写メるヤツ、ネット使ったイジメ、食料半分捨ててるのに「足りない」、国民同士で違うこと言って内戦状態、正義を通せば消される…狂ってるよ。」
「周りに多いからじゃないですか?
なら逆パターンになれば、シンクロニシティも全ては受け継がれ繋がっていくし、いつか…。」
(´・ω・`)「集合的無意識で、いつかは分かり合える…か(笑)。
根っこは同じ筈なんだけど、あっちは本音と建前、偽善に屁理屈、金と権力が絶対ばっかだからな。」
「まさにペルソナのカオスです(笑)。
でも、それらも分からない…だから面白いんじゃないですか?」
(´・ω・`)「だな(笑)。」
談笑して時は流れ、眼前に薄明かりが見えてきた。
「あれが人間界への入り口です。」
(´・ω・`)「もう着いちゃったか…ありがとよ、またな。」
「はい、お元気で」
川田はその光の中へ
(´・ω・`)「ギャァァァァァ」
次に川田はどこに生まれるのだろうか?
比良塚とは会えるのだろうか?
人生は果てしなき旅
辛くとも、悲しくとも
それ故に相反する楽しさと喜びも感じられる。
だから・・・
今日も皆、生きていく
それが人生なのだ。
【キャスト】
川田 明
比良塚耀太
白い部屋の老人
黒人の博士
猫
小泉○日子
宗○郎
闇金の丑島
雀荘の客A・ヨコボリ
雀荘の客B・ハシマ
イガラシ(大将)
タクシー運転手のスガヤ
ムエタイ選手ヒラツカ
川口浩
怪鳥ギャロンの皆さん
川田の両親
船頭
【参照・引用】
『六道に訊け』
『死後の安寧』
『神は死んだ』
『宗教ビジネス』
『真田太平記』
『夜と霧』
『酒のほそ道』
『神の領域』
『デスゾーン』
『バーチャル世界旅行』
『宇宙 ~無限の世界~』
『軍産複合体による世界支配』
『貨幣経済~虚構の実体~』
『大道無門』
『怪鳥ギャロン』
『赤木しげる』
『平井銀次』
『伊藤開司』
『川口浩』
『ニーチェ』
『ユング』
『三島由紀夫』
『王貞治』
【BGM】
『十代の衝動』
『白いカイト』
『優しい雨』
『children』
「おい、ひとし!!」
「あっ、ドンどうしたんですか?」
「やっと気がついたか、バカヤロー死んでどうする!」
完
ブログ終了のお知らせ
これが上がってるということは…
酒井先輩とのやり取りもありました。
やはり、このお二人、何か深い縁があったんでしょう。1番笑わせてくれ、声をかけてくれてました。
最後の乃木坂工事中も観れました(笑)
小島凪紗
さぁ、今回は…見れないけど(笑)、信州人は乃木坂向きではないのかも知れませんね。
おやきと善光寺というワードだけで良い!(笑)
おそるべしやで!
何も分からないことが不安なだけ、恐怖は通り越して酒盛りしてます。
意外と突き抜けたら平常心なのが拍子抜け、まさに
死ぬことと見つけたり
(違う?笑)
何も残さないつもりでしたが、それも違うのかと思い少しだけ残しておきます。
決断に至った経緯については、先ず大道塾退会は、トリガーの1つかも知れませんが、まったく関係ないです。そして金銭的なことでもなく、ただ1つ
で、端的には生きていることへの疑問から。
これはかなり若い時からあった観念、最初はRINGSから極真会館の時期で
「大人ってこんな狂ってんの?」
こんなことを言えば頭がおかしいと思われるでしょうが、ゴミのポイ捨てですらあまりやらないもんだと思ってました(笑)
父親は刑事でした。昭和元禄の絵に書いたような亭主関白で、実直で厳格、不器用な人でした。
母親は喜怒哀楽の心情を表に出さない、料理の滅茶苦茶上手い、我慢強い優しい人でした。
そんな2人を見ていて、当たり前とまでは言わないけど、まぁこんな感じと勘違いしていました。
でも、浮世というのは、デタラメな連中の方がストレスフリーで面白おかしくやってるパターンばっかりです。
それでも若い時はそんなことを深刻に考える必要もなく、仕事は転々としながらもやって来ました。
で、スイッチオフ(←この表現で)なのですが、実は1度だけ今回とほぼ同じ時期がありました。
それが、「世界大会への道程」に於いて少し触れた静岡県でのことでした。
養殖の後、小諸市にて派遣で働いていたのですが、ラインが無くなり、「異動先に静岡県がある」と担当に言われ、引っ越した時でした。
それまで素晴らしいメンバーに恵まれ、楽しく働いていたのが一転しました。
カイジの地下施設にしか見えませんでしたね(笑)
そのタイミングが初代塾長からの
「総本部で職員をやればいい」
これでした。
この時…というか最近まで、この大恩を実感していなかった。おそらく、あのままだったら間違いなく2005年世界大会には出ずにスイッチオフ。そのぐらいの状況でした。
ですから、そこからの18年というのは、初代塾長と大道塾があったから存在したのであり、本来はここで貢献して恩返しすべきなのに、それすら放棄していました。
で、今回あの時と違ったのは、解決策として唯一の方法であることを閃いてしまったのでした。
もう選ぶとか、迷うとか、そんな領域ではなくなった…そんなとこです。
これは、詳細に文章化しようかとも思ったのですが止めておきます。
何故なら、武術の件と同じく
見えない人と見える人
これが、そもそも対話にならないからです。
田中先輩の心情も、今完璧に分かったと思ってますが、こればかりは検証しようがありません。
なので以上で…
今回驚いたのは、今までだったらスイッチオフということに、やはり恐怖とか逡巡みたいなものがあり選択肢には無かったのですが、至って自然に辿り着いたことです。
殆どすべての人には「間違っている」と言われるでしょうが、自分はそうは思わないです。
この道を選ぶ人が極少数なだけで、実際のところ答えはない…少ないから否ではない。それは多数決がまともに機能していない人間界を見れば明らかです。
人と見え方、感じ方が違うのも正直長いことキツかった(笑)。うつ病かと思ってた時期もあったんですが、それも違う。
精神科で解決しない
分かっていたので、1度だけしか行ってません。
これは薬とか、治るとかじゃないんです。
自分が背負った業だったのかも知れません。
最後の方で人間関係までリセットする衝動になったのも、後悔より
「またか」
といった感じでした。
やっぱ予想通り、何かまとまらんすね(笑)
これは言語で表せないです。
啓発本とか宗教とかで救われる人は幸せなのかも知れません。自分には絶対に体験できないことなので…延々と続くし、答えは分からんので終わります。
案外『白い部屋』のまんまかも知れない…だとしたら酒飲んでます。