後楽園ホールでHARASHIMAの手を握った。


私とHARASHIMAはDDTが旗揚げ間もない頃から、ずっと一緒だった。

ドインディと言われた時代から、DDTを支え、作りあげてきた。

良い時代も悪い時代も苦楽を共にしてきた。

DDTは大きくなっていき、サイバーエージェントグループにも入った。

環境は段々と良くなり、選手のレベルも格段に上がった。

でもみんなそれぞれ不満は抱えていると思う。

でも目指している方向はきっと一緒だ。

『DDTをデカくしたい❗』


私らはテンゴ(1試合5000円)で始まったプロレス人生。

周りからはバカにされたけど、当たり前だし、しょうがないと思っていた。

5000円のチケットを100人のお客様が買って見に来てくれたら、売上は50万だ。

私ら最下層レスラーが貰える額なんてたかが知れていた。

『僕らは試合をしてお金を貰っているわけではなくて、見に来てくれたお客様からお金をいただいている』

プロとしてやる以上、チケットを売ることは当たり前だと叩きこまれた。

チケットが自然と売れてしまう時代もあったが、チケットを売ることを止めたら、僕らにはきっと何も残らない。

親会社がつこうが、スボンサーがつこうが変わらない。

私にとってはエビスコもプロレスの仕事だし、ブログを書くこともプロレスの仕事だし、チケットを売ることもプロレスの仕事だ。

プロレス漬けの毎日を送っている。

ある選手に、

『KUDOさんに大社畜Tシャツを着せてあげたい!』

と言われたことがあったが、私から見たらHARASHIMAもずっとDDTで戦ってきた

『わがままな社畜だ』

僕らが組むことで若い人に伝えられることがあると思う。


明日はマジ卍。

からのエビスコ。

お待ちしてます(^^)