「会社へいこう」、とせんせが言ってから、まわりの喧騒も景色もなんにも聞こえない、目に入らない。

心の命ずるまま。身体の命ずるまま。

「先に行って、カギをとってきます」とせんせはバイクでびょーんと走り去った。

あたいはあとを追って、マイカーを少し離れたところに停めて待っていた。

すると電話があって、「カギは誰かが使ってるのか、置いてないですね、どうしますか」

なんかいたって高ぶりのない声に、せんせはいいのだろうけど、あたいはひけないんだよな、と思った。

あまりにも身体が準備万端なんだもん。

「会社の裏か倉庫でもいいです」とあたい。

「寒いけど、いいの?」

「はい」

どうしても寒さに耐えられなかったら退散しようと思った。

でもきっと耐えられると思った。

寒いのは一時、あとはきっとせんせがほっかほかにしてくれる。


せんせに優しく激しくときにイジワルにあいぶされて、

今年もつつがなく越すことができそう。

せんせ、ありがとうです、

お世話になりました。

そして多大なご迷惑スミマセン…


来年こそは。ほんと、いつもきわどいとこまでいくけど、性交に成功するには、まだ壁が厚いかんじ。

来年は決心つけようかなと思ったりしてる次第。

壁があついのはもしかしたらせんせのほうかもしれない。

いざとなると。

せんせの本心、見抜けるようになりたいな。

これも来年の課題。


ところで、ささやかなこのブログは、今年はこれでおしまいです。

ご愛読ありがとうでした。

来年は6日に再開の予定です。

あした帰省いたしますのですだ

またよろしくおねがいします。


ではよいお年を