八ッ場ダムへの旅 | 九段の真希のパッチワークな日々

八ッ場ダムへの旅

しばらくアメブロへのログインが出来なかったのだけれど、何とか復活。


遅くなりましたが ゴールデンウィーク中に行った「八ッ場(やんば)ダム」のことでも書こうと思います。



展望台から見た八ッ場ダムと群馬県の山々…



ダム湖は ほぼ満水でした。



家族で軽井沢に宿泊し、レンタカーでドライブ。


先ずは「白糸の滝」へ。



浅間山の噴火で出来た。

川は無く、岩盤に真横に入っている亀裂から水が湧いている状態の滝です。


県境を越え 長野県から群馬県へ。

草津温泉へ行く手前で道が分かれ、「八ッ場ダム⇒」の標識に従っていくと、ダム湖の畔に建てられた「道の駅 八ッ場ふるさと館」に到着。

軽井沢から(ウロウロしながら)2時間弱くらいで着きました☺️。


ちょうどお昼頃だったので、レストランで「八ッ場ダム カツカレー」をいただきました。


カツをどかすとU型の窪み部分(吾妻渓谷?)にカレーが流れ込む仕組み。

カツが ダムなのか❗️。

黒部ダムのカレー⬇️とは違う形状でした(笑)。

ご飯が黒部ダムの形⬆️


八ッ場ダムは 利根川水系に4つあるダムの中で最も上流にあり、治水&発電用として 2021年3月に完成~稼働しております。ピッカピカ✨


ダムが計画されたのは 高度経済成長期で電力需要が高まった昭和30年頃です(黒部ダムと同じ頃)。
様々な理由から反対運動が起き、長い間 時の政府と地元の人達との間で 補償等についての話し合いが続きました。

平成になって ようやくダムの一部の工事が着工された後に 自民党⇒民主党への政権交代があり、

民主党政権が建設中止と言い出したので また工事が滞り、
既に原発が多く作られているので水力発電の必要性が低下したとか 環境保護など 色々な意見が出て…

その事がニュースになって 建設途中のダムの映像などを 私もテレビで拝見しました。

その後 「東日本大震災」が発災。
原発停止。
そして 再び政権が自民党になると「八ッ場ダム問題」は報道されなくなって…

その頃住んでいた神奈川県にも 長野県にも電力や治水の影響のない利根川水系のダムだったので 関心が離れていたところ

いつの間にか完成していました💦。



立派なダムだわ〰️❗️

ダム湖の周囲をドライブすると 真新しい家々や食堂や公共施設、観光施設が建てられており (道の駅もその一つ)、展望台、遊覧船やハイキングコースなどもあるようで 観光地として整備されていました。

(遊覧船に乗りたかったけど、時間がなかった)

ダムの中央に見える建物にあるエレベーター(無料)で下に降り 見学できるようになっています。


天気が良く、ダム湖の色が美しい☺️。

ほぼ満水ですが、夏になると台風に備えて減らすそうです(治水の為)。


ダムの上から覗き込むと向こう側(下流)は こんな感じ⬇️


平らな部分の下に水力発電所があります。


下に降りるとこんな感じで 発電に使用した水を放水していました。

ダム下の赤い橋「八ッ場もみじ橋」を渡って 対岸から見学することもできます。

もみじ橋の上からは 放水の様子が間近に見られます。


ドドドドドド〰️❗️と凄い迫力💦。


ダムの下流には吾妻峡(渓谷)があります。



ダムが出来る前は 現在 ダム湖の下になっている部分にもこの渓谷が続いていたのでしょう。

地元の方にとっては 懐かしい風景が失われてしまったのかもしれないけど…

新たに出来たあがつまダム湖の 湖水の美しさも悪くない、と思ったことでした。

JR吾妻線の駅もあり、
紅葉も美しいそうですから、観光客が沢山来ると良いですね💕。


軽井沢への帰り道。

群馬側から見た浅間山です。


いつも長野側から見ている浅間山とは裏返しの形で不思議な気がします。

吾妻渓谷についての解説文によると、
吾妻川は 大昔は長野県側(日本海方面)へ流れていたのだけれど、浅間山の噴火🌋で川が塞き止められて 群馬県側(太平洋)へ流れるようになったのだとか。

その後も浅間山は何度も噴火して 周辺の地形を変えたり、多くの犠牲者を出したり、干ばつを起こしたりした🥲。

この先も まだそんな事が起きるのかもしれないけれど…

どうかお手柔らかに!🙏と願うばかりです。