人間としての「進化」?

 

 たいていの人は、人間に生まれて、人間として生きて行くことには思わないのでしょうけど、「生物として、進化の流れの中にいる」ということがどういうことかと考えると、「人間としての進化の方向」は一体どういうことだろうと大いに疑問になります。

 

 この文明の発達によって人間は大いに進化したかといえば、逆のようにも思います。

 生物的には「退化」しているようなことが多いのでは・・・。

 

 生物進化の様子は表向きのものはいろいろな研究をした人がいるから、それでも読めばいいのですが「人間として」と「我が身」も含めて考えると、どこをどうすれば「進化」の役に立つのか皆目見当がつきません。

 

 ただ、人類のどこを修正していく必要があるのか「進化をつかさどる神様」にお伺いを立てるとすればやはり「頭と心の関係」ではないかと思うのです。

 

 そうなると「欲望のコントロール」を失敗して暴力や「戦争」という愚行に走ること「仲間外れやいじめ」という間違いを起こす。

 

 また、「自己中心」に縛られて「損得を読み間違える」

 

 そういうことを克服して「あんしんと平和」という心を獲得して行く事かなあ?

 

 もう何千年も宗教や教育の分野で「神や仏をうらぎらない」ことを求めてきたのでしょうから、人類は「人間としての進化の方向を、いよいよ本気で求めなければならなくなって来た」と思います。

 

 大変な「人生の宿題」です。