中から見たら、外から見たら

 

 さっき、ひょんなことから「動物園の動物のしあわせ」なんてことが話題になりました。生まれた時から動物園の中にいるのと、外で暮らしていたのに捕まえられて動物園に閉じ込められるのとでは違うのでしょうね、といった人がいました。

 

 なるほど、そうかもしれませんんね。

 

そこで、中から見ている景色と、外から見る景色ということを空想してみました。

 家庭の中からだけ見ている景色と、世間に出て見渡す景色は違うのでしょうね。

 

 動物園では守られているけど、自由はない。

 

 ところで、ずいぶん昔、宇宙飛行士が月から地球を見た時の感想というのが、地球の写真と共に本に掲載されていました。

 そこには「振り返ってみるホームプラネット地球」というような言葉が添えられていました。

 

 「我々は月に何をしに来たのか?この美しい生命の星を見に・・・」のようなことが書いてあったように思います。

 

 それを読んでから、世界中の指導者たちは一度皆で宇宙船に乗って「外から地球を見てみるべきだ」と思いました。

 今や飢餓や戦争や環境破壊や人種差別や様々な不幸の中にいて、その中でアップアップさせられています。

 

 僕らは「人生の宿題」として視点をぐるっと回転させて、中からだけ見るのではなくて外からも見てみる努力をしてみないと、本当のことが分からないのではないかと思いました。

 動物園の中の動物の心境はどうなのでしょうね?外から見る人間は「かわいい」だけでいいのでしょうか?

 

 ・・・明後日土曜日は「伊勢原くだかけ会」に行きます。午後1時半からです。音楽練習室です。