理想に即して「現実を生きる」

 

 昔からよく言われる「人生の宿題」です。

 

 例えば「絶対平和」と叫んで「戦争放棄」などと言えば、理想であって現実ではないというように、「理想」と「現実」を使い分けますね。

 

 そこで、人生において「理想」とはどんな役目をしているのか?

 「現実」というのはどれをもって「現実」というのか?と疑問になります。

 

 「理想」主義者はあくまで「理想」の追求をするでしょうし、「現実」主義者は「現実」に沿うようにするでしょう。

 

 そこで、問題になるのは頭の中の出来事と、過去や未来の出来事の組み合わせということだろうと思います。

 

 個々の「人生」において「理想」を持たずに「現実」だと思い込んで平面的に判断すれば、本当に「現実」を見ているのか?と行き詰ります。

 

 「理想」というものを持って、いろいろな出来事を判断して行けば、「現実」の見え方も変わって行くでしょう。

 

 いろいろ書きたくなりますが、「理想」をもって「現実」を生きるということが大事なのだと思います。ただ、その「理想」は広く大きな視野が必要ですね。

 

 人生において「理想」とはどんなものか?「現実」とは何を言うのか?常に問いながらということになります。

 「現実に即して現実を生きる」

 「現実に即して理想を生きる」

 「理想に即して理想を生きる」

 「理想に即して現実を生きる」さて、どれが良いのでしょうか?

   こんな問い掛けがかつてありました。

 

「理想」なくして「人類のあんしんと平和」はありません。