気がついたら、僕は人生の大半をこの山道の奥で過しているのですね。
舗装も途切れ、車がやっと一台通れる山道です。
何をしていたのかは、なんだか段々忘れてしまいそうです。
今は息子や若い人たちが「自然養鶏」(もちろん平飼い・有精卵・自家配合発酵飼料)の卵を生産したり、循環型の農薬や化学肥料は一切使わない、お米、麦、野菜を生産しています。
とても好評のようで、ありがたいことです。
しかし、僕はそれには何も参加していません。ジイサンが口出ししたら邪魔でしょうからね。
というわけで、僕はこの山で何をしているのか?
毎朝「全真堂」という、山の中にはもったいないような立派な座禅堂があるので、まったく一人で坐っています。
前は、みな若い人たちも来て一緒に坐っていたのですが・・・。
山道の途中にはこんな立派な滝もあります。
毎日姿を変えるこの滝を見るのは毎日の楽しみです。
そして、いよいよ「くだかけ会」も8月20日に「45周年」イベントをしますので、明日はその準備会も予定しています。
僕の役割も終わりになってきたようです。口出しもできるような場面が少なくなってありがたいことですね。
さて来週は「くだかけ7月号」を発送します。お楽しみに。