写真展「イザイホーの魂/久高のニガイ」が久高島で開催されました。
コロナで延期になっていたので、無事に開催できてよかったです!



写真のパネル一枚一枚に、1978年の久高島で生きる人々と神様との共生が、色濃く映し出されていました。


見入っていると、写真に映る人々の話し声やにこやかな笑い声、歌声(ティルル)が聞こえてくるようで、少しゾワッとしました。


いつも美味しい無農薬野菜をくれるおばぁの若かりし日の姿を見つけて、嬉しくなったり、じんわりした気持ちになったり…。

東京で生まれ育だった移住者の私に、ムーチーの作り方や、旧盆・旧正月のお供物を教えてくれたり、いつも気さくに接してくださいます。
イザイホー経験者(つまり神女)なのに、偉ぶることは一切なく、とても自然体で、そこに本物の凄みみたいなものをあらためて感じます。


残念ながらイザイホーは途絶えてしまいましたが、神女をはじめとした久高島で生まれ育った人々の島を想う気持ち、神様への尊信の念は今も変わりません。

そして、私のように久高人(くだかんちゅ)ではないけれど、久高島を心の拠り所としている人たちの熱い想いも、途絶えることなく神様に届き続けてほしい。
そんなことを、写真を見ながら考えていました龍キラキラ


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