○○ちゃんのブログへのヲタさん達の反応が面白い事になってます。


でも他人の反応に関しては叩かれるのが怖いのでノーコメントにすることにして(笑)
僕個人の思うことを書いてみようと思います。


今回の件はアイドルっていうものが「恋愛禁止」であるべきなのか?って事が論じられてる訳ですが個人的にはそれ以前の段階について語ってみたいと思います。


周りの人達にはよく言ってることなんですが僕はアイドルっていうのはアニメの人気キャラクターと同じ様な構造にあるって考えてるんですよね。
アニメのキャラって動かしてる人と作画してる人と演じてる人などなどがそれぞれ別々に居てそれらによって共同制作された合成人間な訳です。
一個人の内面によるものではない。


アイドルってのもそれとある意味で同じだと思うのです。
自分で考えた訳ではない歌詞を歌い、自分で買ってきた訳ではない衣装を着せてもらい、普段の生活とは違った言葉づかいで喋ったりする訳です。


実際の自分そのままではなくアイドルとしての自分を好きになってもらう構造にあります。


そして送り手もそういう発信になる訳ですが受け手も勝手なイメージを持ってその人物を見る構造にあります。
一昔前は「アイドルはトイレに行かない」なんて言われてたのがそのいい例です(笑)


一言で言ったら「アイドルとはイメージ的存在」って事です。ある意味でね。
まあ、アニメと違って生身の肉体を持ってる人物にそのイメージが投影されてるからややっこしい訳ですが。


どちらにしてもその本質は「イメージを売ってるビジネス」であるって事です。


だからこそ生身の人間である、恋をするのが普通であるはずの年齢の女の子に「恋愛禁止」ってものが要求される訳です。


そしてイメージを売るビジネスであるからこそイメージと違った時に怒ったり落胆したりする人が出て来る訳です。


同じ年代の女の子でもアイドルではなく女優だとカレシが居ても問題がありません。
なぜなら女優は「恋愛禁止」ってイメージをパッケージングして売ってる訳ではないからです。


ってこういうこと書くと心が冷めてる冷たい人って思われそうでイヤなのですが(笑)
まあ、でも極端に言えばそういう職業であると僕は思ってます。
僕個人としてはカレシが居る居ないが問題なのではなくイメージが保たれてるかどうかがキモなのだと考えてます。


ただ、であるがゆえに少ない情報から「あの子は本当はこんな子なのかな?」と想像したり握手会やブログでの反応から「こういう意外な一面もあるんだ?」って知ったりするのを楽しめたりするのです。
そしてそれは1人のアイドルを触媒にファンの一人一人の頭の中にそのファンの数だけ何十、何百通りのアイドルが同時発生する現象である訳です。
1人1人みんな違ったイメージを持っているはずだからです。


それが良い事なのか悪い事なのかはここでは論じません。
そこから先は個人個人が好きなように思えばいいことだからです。
なぜならそれすらもイメージの範疇なのですから。
十人十色であることでしょう。


ちなみに今回の○○ちゃんのブログから僕が受け取ったイメージは「面白い子だな~」でした。マイナスはほぼ無かったです。


最後にアドバイスとして一言付け加えるなら「あんまり制限になる事をいうと自分が将来損するかもよ~」って事ですかね。
自分で恋愛禁止を言っちゃうと万が一破った時の批判が言わなかった人に比べてその分だけ大きくなっちゃうからね。
まあ、個人的には「宣言してくれてありがとう」なんですが(笑)


でも聞かれてないことまで自分から言ってしまう正直さは好感であると同時に危うさでもあるかな?って危惧してたりするのです。
心配性なのでね(笑)