GOLD
SILVER
ぶっちゃけた話私が欲していたのはこのシルバー&ゴールドのミックス版『サントス』であり、旦那がくれたのはシルバーだけのものだったのね。どっちもかわいいっちゃかわいいんだけど、でもやっぱりゴールドの方を欲していたのさ。
それと同時に旦那が自分用に買った『タンク』という、ヒコピコを始めとする多くのカルティエ倶楽部の方が所有する時計も魅力的だった。っつーことで私はどれか一つを選ばなくてはならないって岐路に立たされたのさ。(自分で立ったんだけど)
もらったものを素直に頂戴すればそれでいい、なんだけど、そうなんだけど、分かってはいたのだけれど、やはり一生使っていくものとなると自分の納得いくものが欲しいじゃありませんか。じゃあ自分で買えよ、なんておっしゃらないで。
だども優柔不断な私にとってどれか一つを選ぶなんてことは至難の業で、時計屋への道すがらずっとずっと悩んでおりました。もらった1時間後に交換しに行く奴ってのもすごいけれど。結局何も考えがまとまらないまま、決心のつかぬまま、時計屋に到着。数日前、旦那を接客したと思われる店員のおばちゃんが迎えてくれる。
(´∀` ) 「(店員) ベルトの調整に来たのね?」
( ゜Д゜) 「(旦那) いや、ちょっと、彼氏が他のも見たいって言うから・・・」
∑( ̄□ ̄;) 「(店員) はあああっ?」
( ´∀`)ノ 「(私) どうもぉ、こんにちは~」
(゜Д゜;) 「(店員) ちょっと、あなた、気に入らなかったの!?」
( ´∀`)ノ 「(私) いやぁ、他のも一応見たくってぇ」
その瞬間彼女の表情が一変した。明らかに嫌悪の表情。続けて「ちょっとこっちいらっしゃい」とご剣幕。カルティエの時計が並ぶコーナーへ向かい、「どれがいいと思うの?」とおっしゃるので、ゴールドの方を指差せば。これまた ∑( ̄□ ̄;)「(店員) はあああっ?」ときたもんだ。
(゜Д゜;) 「(店員) あなたダメよ、ゴールドなんて」
( ゜Д゜) 「(私) え~、そうですか~」
(゜Д゜;) 「(店員) 普段ゴールド(指輪とか)身に付けないでしょう?」
( ゜Д゜) 「(私) ああ、言われてみれば」
(゜Д゜;) 「(店員) まあ、とりあえずつけてみなさいな」
実は今までショーケースの中で見るだけで、手にとったことはなかった。ましてや自分の腕に実際につけてみることなど。それが今、重みのあるゴールドが私の腕でいやらしく光っている。チンピラが着けているみたいだ。キララ。とても下品。・・・似合わねー。
(゜Д゜ ) 「(店員) ほら、ごらんなさい」
( ´_ゝ`) 「(私)・・・・・・」
それならば、と『タンク』もいいと思ってることを告げ、タンクのミディアムサイズが気に入ってるのだと言ったならば、ミディアムサイズなんて女がするものだ、女性っぽ過ぎるとあっけなく却下。「ちょっと彼氏が買ってくれたものをつけて見せてご覧なさい」と言われるがままに、持参したものをつけようとしたとき。
「ちゃんとセロハン取りなさい」と彼女が言い、今朝から取らずにおいてあった、傷がつかないように文字盤の上に張ってあったセロハンを取り払ったとき。その時計は今までとまったく違うもののように見えた。私も旦那も目を疑うほどに。キラリと上品に光っている。それを腕にまとったとき、それはもっと違うものに見えた。妙に似合ってるし。言葉を失っているとすかさず
(゜Д゜ ) 「(店員) ほら、ごらんなさい」
(;゜Д゜) 「(私) ・・・・・・」
(゜Д゜ ) 「(店員) サントスは今一番人気なのよ」
( ゜Д゜) 「(私) え、そーなんですか(ウキ)」
(゜Д゜ ) 「(店員) だからここにももう無いでしょう」
( ゚∀゚) 「(私) ああ、そーいえば(ウキウキ)」
(゜Д゜ ) 「(店員) それにあなたにはそれが一番似合ってるわ」
( ´∀`)ノ 「(私) え~、そんな~(ウキウキウキ!)」
(゜Д゜ ) 「(店員) じゃ、ベルト調整しましょうか」
( ´∀`)ノ 「(私) は~い!」
(;゜Д゜) 「(旦那) ・・・・・・」
というわけで私は持ち込んだ時計をそのまま着けて帰った。しかも嬉しげに。我ながら誕生日当日から間抜けなことをしてしまったものだ。忍耐強く付き合ってくれた店員さんと旦那に感謝する。もしゴールドの方を選んでいたならば10万円ほどの差額が生じていたところである。それも今考えると恐ろしい。
今ではこの時計に愛情すら覚えて、傷がつかないようにドキドキしながら着ける毎日である。ならばお家に保管しておけばいいのかもしれないが、ヒコピコ曰く『身に着けてこそ贅沢』の考えにのっとっている。タンス(なんてないけど)の肥やしにしていても仕方がないではないか。
どーでもいいけど、私ってばホントに単純でお世辞に乗りやすい。普段から言われ慣れていないからか。そういえば中学1年の時、クラスの学級委員の石崎君と討論になり、私に向けられた彼の最後の捨て台詞が「このっ、単細胞っ!」であった。妙に納得して何も言い返せなかったのを覚えいている・・・。ショボーン━━(´・ω・`)━━
晴れてカルティエ倶楽部会員番号6番認定
うつぼかずら口美