2月3日の朝7時過ぎに2号と待ち合わせ☀️
前回、前々回の余り餌を持って近所の磯に朝練に
足元から少し張り出しのある場所に釣座を構え、右側先端に2号が
少し波気があり、払い出しか沖へ伸びる状況
潮は逆だけど左から右沖でいい感じ
風は北東が向かい風でさぁ〜むい
20〜30m沖に、払い出しと潮のぶつかる潮目が流動的にできて良い感じ
まずはここを狙い、遊水Y01をセット
ハリス3.5m、直結にG6を打ちウキ止めまで20センチくらい
この仕掛けで潮目をダイレクトに狙いますが、右側から広がる払い出しによる沖での巻き込みが強く、流れてある一定の範囲を超えると、管理できない部分の道糸が巻き込みに取られてもたれ仕掛けの馴染みを阻害するので、オープンな割に狙える範囲も狭く
さらに、沖はフグの猛攻です🐡🐡🐡
春めいてくると特に砂地が絡む磯周りではフグが多くなりかなり厄介ですね
ここは小さい頃によく潜ったので海の中の地形がよく分かります
竿1本ほど前までは水深2〜3mくらいでそこからさらに竿1本ほど沖は水深6〜7m、15mくらい沖では水深12mくらいでそこから沖は徐々に深くなりながら砂地が続く段々になったような地形
沖目は茶色くなるくらいフグが居るので、狙いを1段目の落ち込み付近に
ウキを紺水MS-Ⅳ:M2/Bに交換し、直結にBとG5、ハリスの真ん中にG4を打ち誘導は20センチほど
磯際の不安定な水面をMS-Ⅳで押さえ、払い出しで前に出る上っ面の流れに取られないように、右へいく潮を意識して張って狙うとフグも釣れますがベラが釣れたりたまに餌が残ります
同じように狙っているとしばらくしてグレっぽいアタリが
41センチほどのグレが
フグと戦いながらポツポツ追加
先端の2号はフグの猛攻に針を取られまくりで苦戦中
居残りするということで余った餌を託し、めちゃくちゃ寒いので10時頃に先に帰りました
家からすぐの磯で35〜43センチまでが4枚と楽しめました
翌4日は8時に港に集合
この日は年に一度の島の釣り大会
かれこれ30年以上続いてるんですよ
島民数に対して磯釣り人口の割合の高い知夫里島
残念ながら1号含め何人かはこの日都合が合いませんでしたが、行ける人で
この日の規定は2尾長寸ですが、急激な水温低下により前日の状況が全体的にあまり良くなかったとのことで、いかにきっちり良型を2尾揃えるかということに勝敗がかかっています
べんてん丸さんにお世話になり、くじ引き順に磯上がりします
本土からのチャーターのお客さんが先に磯に上がっていますので、空いてる磯の中で選んだ場所に各々上がっていきます
なんと1番クジを引いた2号
知らない磯ばかりの中、出港時点で彼が選んだのはなぜか立の中笑
みんなに勧められるがまま、立の南に上がることにした2号
後々この決断が、運命の分かれ目になるとは
立の壁には、約1年振りにグレ釣りする鬼才が
やる気満々
そして、2号が上がる予定だった立の中には散髪屋のTやん
立の後には10年振りくらいに上がりました
この日は珍しく凪が良く
カモメさんは波バエに
命懸けてます笑
残りのメンバーは沖ノ島、トウセリ、正ヶ島に
凪が良いのでもちろん自分の釣座の前もベタベタ
朝一の状況はこんな感じ
風はなく、潮が緩く右沖から流れてきて15mくらい前で引かれとぶつかりヨレができ、そこから左へ流れる
釣り場はハエ根と瀬が点在し釣り座の前でちょうど海溝のようになっている地形
紺水MS-Ⅳ:M5/2でスタートしましたが、開始しばらくはサシエが残り続け
その後ウマズラとグレらしきのがチラチラ見えるようになるとサシエがかじられるようになり、ウキをチョンと押さえるアタリが出るように
しかし複雑な地形の影響か、底潮が複雑で思ったように張れてないようで、なかなか掛けられず
1時間くらい経った頃、高台に上がってまわりの様子を見てみると、立の中のTやんがタモ入れしてるのが見えます
遠目に見ても40はありそうなサイズのグレ
手招きして呼ぶので近くに行ってみると、水面を指差して何か言っています
近づいて指差す方を見ると、びっくり
立の中と後の間の潮溜まりに全て40センチはありそうな数百の湧きグレが
「どうやって釣ればいい〜」だって
このグレ達磯に上がった時からずっとそこに居るそうで、どうやらこれを釣ったみたい
観察してみると、このグレ達全然逃げません
Tやんが打つ撒き餌で一旦散って沈むものの、ワンドの奥の張り出しの陰の水深2〜3mくらいのところに群れていて何匹かはフラフラ撒き餌を拾ってます
しばらくするとまた浮いてきて、水面でパクパクやってます
Tやんのところからは水中のグレが見えないようなので、撒き餌を打ってグレが張り出しの陰に入ったところで仕掛けを張り出しの際に引っ張って止めてみて〜とやってもらうと一発でウキを押さえるアタリが出て、おニューのモンスタートルクが良い曲がりで上がってきたのはこれも40オーバーのグレ
すでに45オーバー含めて4枚くらいは40オーバーを釣ってるらしく、まずいまずい笑
自分の釣座に戻り再開
少し潮が速くなりだしており、急いで仕掛けを交換
よりサシエまでを張って釣りたく、紫水競技RSの2/2Bに交換
ハリス3.5mに直結に2B、真ん中にG2を打ち、ウキ止めまで50センチくらい
上が当て潮になってきていますが、底潮は左へいっているので、ハリスに底潮の抵抗を当てて張るよう意識し、左の瀬の際を狙うと1投目から明確にウキを押さえるアタリが
これを合わすと確かな重量感で40オーバーのグレが
昼ご飯を食べて再開
午後からは風が左から手前に強く吹くようになり、さらに水は澄み水温が下がり魚の動きも悪く🐟
合間で立ち位置を変えてみるのも試して、本立方向に流れ壁の方に入る潮を紺水VR-Ⅳ、ZERO紺水、遊水で遠投して狙うとコッパ尾長とウマズラが連発し、立の奥側の大きいワンド付近で湾奥に流れる潮を釣ると40近いイサキが連発でした
結局元の釣座で粘り、ウキを20回以上替え、仕掛けも替えまくって当て潮が緩むチャンスを待ちましたが納竿までほとんど変わりませんでした
最初は①のように風を使ってウキから上にブレーキを掛け、サシエを潮下に出すイメージで瀬際を狙いましたが、上が少し緩んだ時はうまくいって小さいのが釣れましたがほとんどの場合で上潮が飛びうまくいかず思ったように張れないし馴染まない
波気があってサラシでもあれば当て潮に対してウキを前に出せるし軽い仕掛けで止められて張れますが、ベタベタで磯際まで当ててくる潮でなおかつ瀬があるので流せる範囲も狭く
そこで②のように
ウキから上の道糸を常に張り気味にし、滑りやすいウキとガン玉を使い、ウキ〜ガン玉間、ガン玉〜ガン玉間、ガン玉〜サシエ間をできるだけ張れるようにし、20mほど潮上に投入したあとウキが潮下側にくる状態で直線的に馴染ませてきて、自分の前を通過してからはウキにブレーキを掛けるように道糸を張り仕掛けが立つまでできるだけ瀬の際で止められるようにやると、なんとかポツポツと
確かこのパターンで紫水競技RS B/2Bで狙った時に40近いグレが
なんとかやり切ったあとには夕日が綺麗や〜🌇
17時に迎えの船が
帰港して測ると49.3センチと39.5センチ
頑張りましたがあと1尾が遠い1日でした
優勝は午前中に良型の湧きグレを連発し、48.2センチと43.2センチを揃えたTやん
おめでとうございました
午後からはさっぱりだったようですが、磯に上がった時から昼まで目の前に湧きグレがいたとのこと
1番クジを引き、立の中を指名して上がるはずだった2号は少ししょげていました笑
それでも、激流が流れていた立の南に上がり、色々考えて釣りして楽しかった〜とのこと
初めて上がる磯で1人で42センチまでを釣っていた2号の成長を感じました
鬼才が午後から磯代わりした先では、15時頃から40くらいの口太に混ざって超大型の茶色い尾長らしき魚が磯際で見えまくり、食ってきたらしいですが、あれは獲れないと言ってました
近年はこの時期から4月にかけて、良型尾長の釣果が増えるのに加えて大型の尾長の目撃やバラシの情報が多数有り、尾長狙いをしてみても楽しいシーズンとなりますよ