このブログを始めてから2度目の紹介です。
このお店は2ヶ月毎にメニューが変わるので、メニューが変わると行きたくなってしまいます。
今日も友人と2人で湯葉と秋の味覚を満喫してきました。
建物が見えてくるともうワクワクします。
まずは季節の豆乳ジュース。
今回は梨でした。中にはゴロゴロ梨の果肉が。
大きな大きなお椀に入った豆乳に
にがりを入れて蓋をしておきます。(これで2人前!!)
朝採り ゆば三種
手前の柚子塩、オリーブオイルに『いしる』(鰯の魚醤)を
入れたものでいただきます。
どちらもそれぞれに湯葉と相性がよく、特にいしるでは初めて
いただきましたが、独特の風味がコクになっていて美味しかった。
手前がお椀物。お椀の上の和紙にニンジンの紅葉、
お芋のイチョウが秋を演出。
奥はその名も『秋のサラダ』
丸十(さつまいも)・栗・むかご・銀杏・エリンギ・
マッシュルーム・れんこん・白まいたけ・栗を素揚げ
したものの下にはバジルの代わりに大葉で作った
お椀の蓋を開けると中には舞茸のすり流し。
そこに先ほどの揚げ煎餅とくるみを浮かべて。
舞茸の味が濃厚で、こんなお料理初めていただきました。
口いっぱいに秋が広がります。
奥のサラダも1つ1つの秋の素材がそのまま活かされて
大葉の味に負けない味。大満足の1品。
ここでお店の方に呼ばれて湯葉の作る工程を教えて
いただいき、その後は自分達ですくって湯葉の食べ放題。
豆乳は熱を入れると甘み成分が下がっていくので、
すくえばすくうほど、どんどん甘くなるとのこと。
1ブロックで20-22回すくえるそう。
すくいたての湯葉に岩塩を削っていただく。
湯葉そのものの甘みが更に引き立って
次のお料理のことを考えてセーブするのが残念。
箸休め
『卯の花(おから)』
『春菊と菊花と紫玉葱の白和え』
『紅葉の生麩とえのき』
お皿になっているカブは、氷水に
漬けることでシャキっと反って器に。
『すくい豆富』
ここで最初に作っていたお豆腐が出来上がり。
醤油餡 か 先ほどのお塩やオリーブオイルで。
出来立ては豆の味がしっかりしていて本当に美味しい。
今日はおかわりはせず、残りはお土産にしてもらう。
次に出てきたのは、また蓋の閉まった陶器の器。
器も素敵だし、先ほど同様、蓋があると開ける時の
ワクワク感がたまりません。
煮物
『生麩の揚げだし』
亀甲あん、そば米、なめこ、
ニンジン、柚子を添えて。
3種の味の生麩がモチッと
餡に絡んで美味。
食事
今回は前回と同じ湯葉丼か、写真の焼きおにぎり茶漬け
から選べるようになってました。
お茶漬けを選びましたが、おにぎりの上に炙った鶏が乗っていて
これがとても美味しかった。出汁も良く出ていて贅沢なお茶漬け。
湯葉丼は前回のブログで↓↓
http://ameblo.jp/kucca888/entry-11062987814.html
デザート
柿・よもぎの麩饅頭・そして真っ赤に染まった
葉が蓋になっている器。
今日は蓋を開ける楽しみが多いメニュー。
葉っぱの蓋を開けると、中には
『抹茶ジェラートのほうじ茶ゼリー掛け』
抹茶とほうじ茶の風味が重なって
とっても美味しかった!!
柿に刺さったひょうたんの楊枝も素敵。
そして毎回のお楽しみ、『実演 わらび餅』
目の前で作ってくれて....
出来立てをきなこに絡めていただきます。
既にお腹は破裂しそうにいっぱいだけど、
これは別腹です。
お皿にタップリ乗せてくれました。
珈琲と一緒に。
今回も文句無し、大満足の幸せ朝ごはんでした。
お店の方が食べる人のワクワクと感動を考えながら
作ってくれているのが伝わるお料理ばかりでした。
最後の珈琲も入れて2600円。
奥が湯葉の工房。地下にもあるそうです。
帰りには生麩やおから茶、麩饅頭、
もちろん湯葉も買って帰ることができます。
約2時間の優雅な優雅なひととき。
お店の方の作ってくれる心地よい空間も含めて
心まで満たされる朝ごはん。