18歳から風俗業界で

特に私は苦痛もなく 日々淡々と仕事こなしてた

この業界は時間にだらしない子
常識のない子が沢山いる。

薬物に狂ってた子もいた。

知らなくていい事を沢山知った。
わたしは一切薬には興味なかったし
ただお金が入ればよかった。

ゴロゴロしながら仕事待って
入れば 仕事して。

10年ぐらいやった。

死ぬまでこの仕事でいいやー。
って思ってた。





何から書けばいいんだろ。

仕事はある意味 介護だと思ってた。

すこし頭のおかしい人達の相手。


女性用下着を付けて 女の子になりきってるオジサン

いきなり首を締めてきて 顔を殴ってくる人

トイレで便を掴めば金をやるといわれても
普通にやった

頭から小便なんて日常茶飯事

べつになんの感情もなかった

ただ。お金をもらうだけ。

ぶっちゃけ生まれてきたことも
自分自身もどうでもいい。

刺される?殺される?
周りでは毎日のように事件。

べつにどうでもよかった。


待機してる間はぐっすり眠れる
仕事中は完全に別人

だから辛いって気持ちもなかった


それより生きることがつらくて

毎日のように自分に当たった


腕をズタズタに切って。針をさしてリットルで血を抜いた。

何回も何回も自殺未遂



8歳の時 世界一大好きだった 唯一甘えられた
父親が出ていった

なんの前触れもなく

突然きえた


大好きな女の人と 結婚したらしい


その時悟った。



いらない子。必要のない子。
生まれてきた意味のない子。







母親はどんどんおかしくなっていった


記憶はないらしい。


毎日毎日気が狂ったように怒鳴って
姉を殴った 監禁してトイレも行かせなかった



あたしは見つからないように
姉にご飯をもっていき
姉の服を手で洗った。


殴られる姉を助けてやれなかった



ごめん。


親に反抗したことはない

いい子にしないと殺される

早く出ていきたい こんな家いやだ

姉は16で出ていった

寂しかった。


わたしも高校は寮に入った

とにかく離れたかった


お金さえあれば生きていける
子供は絶対に産まない
あんな人生いやだ
男は裏切る みんな嘘つき。


休みなく働いて とにかく働いて
沢山かせいだ


その日生きれたらよかった

明日なんてどうでもいい
だから好きに使った

億なんてすぐに消える 

自分は欲がないから


旦那が欲しいもの やりたいことに使わせた

投資とか車とか。


ギャンブルとか。


……To be continued