言問橋から眺めるスカイツリーが大好きで
完成以来、この辺りを散歩する機会が多くなりました。
3月10日は東京大空襲の日。
69年前のこの日、わずか2時間半で下町は壊滅状態に陥り、
死者10万人、負傷者11万人、100万人が家を失ったと言われています。
言問橋の橋詰には東京大空襲の慰霊碑があり、献花や供え物が今も絶えることがありません。
浅草の祖父の家も、跡形もなく、一面焼け野原になったそうですが、
仕事の関係で、そのとき祖父母は京都にいて、幸いにも難を逃れることができました。
もしそのとき、祖父母が浅草にいたら、もしかしたら自分も今、存在しないのかも知れない・・・そう考えると、命の尊さを重く感じずにはいられません。
そう遠くない時代に、これほどの辛い出来事があったということを、心に留めておかなければならない、今日、改めて強くそう思いました。