マンネリ化して、いつも同じことの繰り返しではダメです。
練習とは、繰り返し同じことをやって動きを染みつけていくことではなく、違う動きを試すことです。
今までそれをやってきて、成果が出ていないなら、変えるべきです。
今までそれをやってきて、成果が出たとしても、変えなくてはなりません。
上手くなるためにやっているのであれば。
上達とは、変わることです。
上達したとは、以前の動きをやらないということです。
今の動きが、より良いかどうかは、他と比較しなくては判断できない。
自己満足で「やっとできた。あとはこれを維持して」なんて思わないように。
プロ並みに上手いなら別ですが、みんなそうではないでしょ?
あなたが一番良いと思っている動きは、あなたが知っている動きの中で最高なだけです。
まだまだ、良い動きがあるはずです。
そう思って練習していかないと、下手な動きの癖が染みつきます。
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いつも隣のコートで、(打ち合いや球出しをしたりして)練習会をしている人たちがいます。
数年前から見ていますが、同じことの繰り返しばかり。
その中で1人だけ上手くなっている人がいます。
その人は、いつも私のレッスンを見ています。(かなり近距離にきて、聞き耳を立てている時があります)
私の生徒に腕の動きや足の動きを説明していると、その人は、それに合わせて素振りをしています。
そして、球出しの時に、それを試していますね。
はじめは正面向きで、片手でラケットを引いていたのが、身体をターンして、途中まで両手でラケットを運び、フォアの構えまで綺麗にやっています。(その後は、まだまだですが、、、)
(その人に対しての)きちんとしたアドバイスにはなりませんが、それだけでも変わることができます。
他の人は、この数年間まったく上達していませんから。
私のレッスンを見なくても、ネットで検索すれば、様々な情報があります。
それを、一つ一つ試していってください。