違う動きを試す | 窪田テニス教室

窪田テニス教室

皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。


マンネリ化して、いつも同じことの繰り返しではダメです。

練習とは、繰り返し同じことをやって動きを染みつけていくことではなく、違う動きを試すことです。

今までそれをやってきて、成果が出ていないなら、変えるべきです。

今までそれをやってきて、成果が出たとしても、変えなくてはなりません。

上手くなるためにやっているのであれば。


上達とは、変わることです。

上達したとは、以前の動きをやらないということです。

今の動きが、より良いかどうかは、他と比較しなくては判断できない。

自己満足で「やっとできた。あとはこれを維持して」なんて思わないように。

プロ並みに上手いなら別ですが、みんなそうではないでしょ?

あなたが一番良いと思っている動きは、あなたが知っている動きの中で最高なだけです。

まだまだ、良い動きがあるはずです。

そう思って練習していかないと、下手な動きの癖が染みつきます。


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いつも隣のコートで、(打ち合いや球出しをしたりして)練習会をしている人たちがいます。

数年前から見ていますが、同じことの繰り返しばかり。

その中で1人だけ上手くなっている人がいます。

その人は、いつも私のレッスンを見ています。(かなり近距離にきて、聞き耳を立てている時があります)

私の生徒に腕の動きや足の動きを説明していると、その人は、それに合わせて素振りをしています。

そして、球出しの時に、それを試していますね。

はじめは正面向きで、片手でラケットを引いていたのが、身体をターンして、途中まで両手でラケットを運び、フォアの構えまで綺麗にやっています。(その後は、まだまだですが、、、)

(その人に対しての)きちんとしたアドバイスにはなりませんが、それだけでも変わることができます。

他の人は、この数年間まったく上達していませんから。

私のレッスンを見なくても、ネットで検索すれば、様々な情報があります。

それを、一つ一つ試していってください。