フォアハンドストロークの足の動きです。
フォアハンドストロークの構え(オープンスタンス)から、左足を、コートに対して左斜め前から右斜め前に出したときの踏み回すという動きです。
「踏み回す」とは、右足で、身体を回すということ。
まずは、ラケットなしで、
肩幅のスタンスで立ってください。
体重を、右足にして、身体を右斜め前にします。このときに左の踵を上げてください。
右足で、身体を左に向けながら(反時計回り)、左の踵を落とし、左足の爪先を左側に向けます。
身体が左に向いたときには、右足の踵は上がり、足の裏は右側を向いています。
これを、「右足が、身体を回している」という感覚になるまでやってください。
注意)左の股関節の筋力は使います。ですが、左に比べ、右の股関節のほうがより大きな筋力を必要とするので、「右足が身体を回す」とします。
「踏み引く」で書いた「揺らし方の説明 1 」と交互にやるといいです。
もちろん「踏み込む」も読んでね。
「右足で、身体を回す」ということがわかった人は、以下を読んでください。
(これがわからないと以下を読んでもわからないと思います)
詳細
オープンスタンスから、
・左足を、コートに対して、左斜め前から右斜め前に出す
ボールが身体に近ければ、左足は、コートに対して左斜め前になる。
左足の爪先の向きは、右斜め前。
体重は、まだ右足にある。
・右足で、身体を「上げる+回す」
身体は右足側によっているままで(このとき身体の傾きはない)、「右足を伸ばす+左の股関節をたたむ」
注意)右足を曲げ伸ばしすることなく、身体を回すと余計な筋力が必要になる。
「足を曲げながら=身体を沈めながら」でもできるが、ここでは書かない
・身体を回しながら、ボールを打つ
身体が、ネット側を向いたときに、ボールを打つ。
このとき、左足がネット側に上がることもある。左足の上がり方は、膝が伸びて上がることもあれば、膝と股関節が曲がって上がることもある。(それらに理由はあるが、ここでは書かない)
・打ち終わった後、体重は左足に移る
身体が回っている間、左足に重みはなかったので、身体の向きと左足の向き(爪先の向き)は、同じになる。
右足の踵が上がり、右足の裏は、コートに対して後ろ側に向く。
体重移動は、右足(構え)→右足(身体を回す)→左足(打ち終わり)
例外)右足を伸ばして、ジャンプした場合は、
・右足(構え)→右足(身体を回す)→右足(着地)→左足(打ち終わり)
・右足(構え)→右足(身体を回す)→左足(着地。このとき右足の膝下は、身体の後ろに上がる)→右足(打ち終わり)
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あとは、素振りをしてください
ポイントは、
・両腕を、どのタイミングで、どう動かすのか
・どの状況で、この動きを使うことができるのか
・どの状況だと、この動きは使うことができないのか
を考えながらやることです。