私にはまだ早いです | 窪田テニス教室

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皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。


Q、「その打ち方は、難しそうですね。私には、まだ早いです。もっと基本的なことからできませんか?」

A、「あなたをよく見て、やることを考えています。」

Q、「難しそうなので、、、」

A、「すぐにできるような簡単なことをやっているだけでは、練習になりませんよ。」

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私のレッスンを、はじめて受けたときに、こんなやり取りになることがあります。

レッスンで、生徒の動きを見る前から、アドバイスすることは絶対にないです。

まず、生徒の動きを分析するところから入ります。

動きを分析した上で、その動きに対してアドバイスします。

私は、「これが基本だ」「これをやれば絶対に上手くなる」というように、カタを押し付けるようなことはしません。

身体の作りを上手く利用しているのか

身体全体のバランスはどうか(各部位の重さが釣り合っているか)

重さの向きに逆らっていないか


ということを考えています。

要するに、効率が良い動きかどうかです。

その動きよりも、この動きのほうが、

小さな筋力でできる

筋力を使う時間は短い


というようにね。

上手くなるとは、より効率が良くなるということです。

それが「まだ早い」っていうのは、どういうことかな?

やったことがない動き、又は、できない動きを練習するのですから、簡単ではないかもしれません

でもね、

簡単な動きは、色々なことを成すのが難しい

難しい動きは、色々なことを、簡単に成すことができる


ということを覚えておいてください。

簡単な動きで、上手くいくなら、レッスンなど要りません。

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このような質問をしてくる人は、他のスクールに通ったことがある人です。

指導者の責任ですね。

これについては、また書きます。