1978 - 2009。 | クボタマサヒコ『クボリカワ書房』

1978 - 2009。

またまた書きますが、、PHOENIX(フランス)が受賞したグラミーの権威がどうとかは置いといて、今回のこの受賞の何が嬉しいって、「英米以外のアーティストで初、かつインディーズ・アーティスト」ということが、やったー! だと思うのです。

単純に「ビッグ・ネーム=良い音楽」っていうだけの子供じみた図式が、もっと自由になるキッカケになればいいなーと。(もちろんPHOENIXもじゅうぶん有名だけど)


そしてそんな彼らに限らず、まだまだスバラシイ音楽は世界のあちこちに存在してるわけで。

そんな中、「洋楽よくわかんないし、ロキノン系(正直この言い方はどうかと、、)しか聴きません~♪」みたいなザンネンな人がけっこう少なくないな、と思うのです(そもそもロッキンオンは洋楽誌だしね)。

確かに、いまや身近に情報が溢れ過ぎていて「何を聴いていいか自分で探せない」ってのもあるとは思います。

でも絶対に、その中で自分の耳を信じて好きになった音楽は一生味方でいてくれるので(ランキングで「売れてる」からとか雑誌で表紙だからとか、って理由だけで買っても10年後には全く何の役にもたちません)、どうぞそんな一枚との出会いを探して欲しいなーと思うのです(自分もまだぜんぜん旅の途中なので)。


そんな出会いの役に立てれば、ということでまさしく今や自分の血と肉になっているCD達のレビューをたくさん書かせてもらった一冊が上梓されました。


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    『ブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド』

今回は主にUKロック中心のディスク・ガイドですが、貴重なインタビュー等、読みものとしてもメチャ読み応えアリ。

右も左も判らなかった10代の頃にこの本があったらどんなに良かったか・・!

もちろん、あくまで「参考」程度に手に取ってもらえたらと思います。