セラピスト、特に「リフレクソロジー•足ツボ」を主として、お仕事にされている方のお悩みに、「リフレクソロジーダコ」「足ツボダコ」が、指の関節にできるコトでしょう。
特に、指の綺麗な女性にとって、ゴツいタコが、拇指の第一関節や、差し指の第二関節にできてしまうのは、どうにも悲しいコトかも知れませんね。
私も半分は整体、半分はリフレクソロジーを行う職場で8年働いていましたが、タコは出来ませんでした。
と、言うより、絶対作らないようにしていました。
「作らないようになんて出来る?」
そう思われる方も多いと、思います。
では、タコはどうして形成されてしまうのでしょう。
それは、皮膚が強い力で押し当てられ擦られるからです。
強い力で押し当てられるだけでは、タコは簡単には出来ないのです。
思い出して下さい。
タコが出来た部位は、強く押し当てられ、そのまま足裏を擦っていませんか?
これでは、タコが出来てしまいます。
ぐーーと、足裏を擦ってしまうのではなく、く、く、く、と、細かく、圧す、緩める、ちょっと移動する、また圧すを、非常に細かく、素早く行うと、タコは作られません。
手技的には、ぐーーと、擦ってしまうより、面倒だし、気を使います。
しかし、誰が見ても、「足ツボダコだ」と、分かる、職業が、分かってしまうようなコトはなくなります。
この手技のコツは、移動する時、素早く、ほんの僅か移動するコトです。
また、男性に多い「足裏のぶ厚い角質」の施術には、しっかり、足浴やホットタオルで、ふやかしてから、施術に入るコトでしょう。
また、いつも同じ自分の指の部位を使うのではなく、少しずつでも、使う部位をズラして、同じトコロばかりに負担をかけないコトです。
更に、皮膚の弱い女性の方の場合には、施術後、直ぐに、ハンドクリームを塗るクセを付けると、万全でしょう。
どうですか、いかにご自分の指を酷使して来たか、その結果がタコとなっているかが、お分かり頂けたと思います。
「安易に擦らない、同じ部位ばかりを使わない」を、実行すれば、タコは出来ません。
今、既にタコができてしまった方も、そのタコの部位を極力使わないようにしていけば、余程のタコでない限り、自然に消えていきます。
どうぞ、綺麗な手を守りましょう。