朝、起きると、腰が痛いと感じる人は、意外と少なくありません。
朝の腰痛の一番の原因は、血行不良による「老廃物の蓄積」でしょう。
寝ていて、なぜ老廃物が蓄積されていってしまうのか。
それは、「敷布団の状態」にあります。
腰が痛いと、柔らかい敷布団で寝た方が良いように、思われがちですが、実はそうではありません。
柔らかい敷布団で寝てしまうと、身体の重い部分が沈んで、正しい背骨の形を維持できません。
腰が重いので、腰の部分が一番深く沈み、猫背のような状態になってしまいます。
その上、腰の部分は、敷布団に全体的に押し込んでいるような状態なので、腰の筋肉は、圧迫され、血行不良を起こしてしまいます。
そのまま、何時間も過ごしてしまえば、「老廃物による痛み物質」が、腰に痛みを引き起こしてしまうのです。
これを防ぐのには、ある程度の硬さのある敷布団が必要です。
横になった時に、背中が沈み込み過ぎず、かと言って、横になった時に背中が痛くない程度の、敷布団が必要なのです。
どれ位の硬さがいいかは、その人の筋力、寝付きの良し悪し、体重などの要件により、個人個人違います。
目安は、その敷布団(ベッド)に、横になった時に、「ちょっと硬いかな」と、思うくらいが、大体の目安です。
「硬い布団じゃ寝られない」と、仰る方も、いらっしゃいますが、腰痛に関してだけは、柔らかい敷布団は、腰痛を和らげるのは、横になった一時間程度の間だけなので、腰には悪いです。
ただ、人によって、慣れた敷布団の硬さと言うものがあり、腰痛時には、それよりやや硬めの物を選ぶのが良いでしょう。
朝、腰が痛い方は、低反発マットレスは絶対使わないで頂きたいです。
むしろ、高反発の敷布団の方が、とても良く、腰痛解消もしくは改善されるのを、実感できることでしょう。
多くのアスリートの方々も、高反発マットレスを使っているコトからも、証明されていると思います。
朝から腰が痛い方、どうぞお試しください。
