田無神社の青龍さん


“血圧200でも落ち着いている叔母”

という前回書いたブログの

その叔母さんの難病の話をします。


73歳。

ここから遠く離れた所に

住んでいました。


近くにいた姉が亡くなり

身寄りもなく

もう1人の姉のいる地元に

帰って来ました。


引っ越してきた叔母は

すごい甘えん坊で

甘えられない性格の私を

イライラさせて。


まさか、この後

難病が発覚するとは思わず

きつい言葉を何度か

かけてしまいましたショボーン



引っ越してきたばかりの叔母は

とても元気で

引っ越しの片付けも

一晩で終わらせて

毎週金曜日は徹底的掃除の日

と、電気の傘まで拭いていました。


それが

あれよあれよという間に

人工透析まで進み

今は東京の大学病院に

入院しています。


地元に帰ってくる前から

少し腎機能が低下しているから

塩分とカリウムの摂取を

気をつけるようにと言われていて

叔母は

徹底して守っていました。


こちらでも腎臓内科に通い始め

お医者さんから

「あなたの腎臓は

透析になるような腎臓じゃないよ」

と言われ

ホッとしたのも束の間

その2ヶ月後には透析になりました。


引っ越してきて

1ヶ月も経たない頃から

次から次と

体に不調が出始めました。


まずは

ものすごい吐き気

救急車を呼ぼうか思ったそう。


それから微熱。

数ヶ月続いて、

今でもたまに出るようです。

その時は夏だったので

熱中症だろうと言われ


10年以上前から

定期的に微熱を出していたので

自律神経じゃない?と思ってました。


次に目の充血。

プールに入って

水で目を洗った後の赤さ。

普通の充血って

目頭側が強く赤いけど

全体的に白目が赤い。

でも出血の赤ではありません。


充血も何年も前から

何度かあったようで

その頃から難病が

始まっていたのかもしれないと

お医者さんは言ってました。



それから鼻水。咳。

両耳の炎症。難聴。


そして今でも治らない

複視(目が二重に見える)


低血圧だったのに

160くらいになっていました。


あと不整脈。

心拍が145になって

循環器に行ったけど

怖い不整脈ではないと。


この頃には

腎臓の数値が

透析寸前になっていました。


引っ越してきて

2ヶ月くらいの間に

これだけ起こりました。


『腎臓 複視』と検索すると

アンカ関連血管炎

という、初めて聞く病気と

症状がピッタリ。

これだ!と思いました。


「アンカ関連血管炎の検査を

して下さい、

と、お医者さんに言いなね!」


と電話で伝えるのが大変えー

「アンナ?還元?」

でっかい声で何度も言い直しました笑い泣き


検査の結果

やはりその病気で


「この病気を当てるなんて

 姪っ子はすごいな!」


と、お医者さんは言ったようですが

(まぁ嬉しかったけど爆笑


これだけの不調があるのに

疑わない方がおかしいと

私は思いました。


ネットで見ると

知らない医師が多いから

調べてくれと頼みましょう、と。

治せる所は大学病院だけだと。


すぐに紹介状を書いてもらうように

言ったのに


その先生は

自分で治そうと思ったのか

紹介状を書いてもらうまでに

2ヶ月かかりました。


東京の大学病院の先生は

「あと1ヶ月早かったら

 治して元気に帰らせてあげれた」


私は姪なので

しかも、ずっと会っていなかった

叔母なので

情はあるけど

そこまで悲しくはないというか

腹もたたないけど


これが大切な人だったらどうだろう

と思うと

病院選びって大切。

先生任せじゃダメだと思いました。


叔母は今入院1ヶ月で

ステロイド治療をしています。


退院したいと

よく電話が来ますが

めどはたっていません。


血圧200はステロイドのお陰で

150くらいにはなったそうです。


十分高いけど

もうそんなことはどうでもいいって。

それより

今のいちばんの悩みはだって爆笑


死を受け入れると

こんな境地になるんですね。


最後まで逞しく

生き抜く姿を見せてね!

と言ったら

「かあたんのために頑張る」

と言ってくれました。


きっとこれから大変だけど

人の死に行く姿を見れることは

有難いことなんじゃないかと

思っています。



今日はガラス拭きをします!

頑張るぞプンプン


最後まで読んで下さって

ありがとうございましたおねがい