Rです。
会長「エモラップてやつになるのかな。」
前回の私の記事に対するコメントだ。
「エモラップとは?」
いやエモいという表現を記事中に使ったのは私だが、エモラップを示唆した訳では断じてない。最近の私はよくわからない表現をエモいと言いがちなだけなのだ。
エモラップについて調べることで退屈な平日を乗り切れたのは事実。感謝したい。
ラップのカテゴリについては私は無知である。
gラップとかオールドスクールとか?ともかく古いカテゴリで終わっている。最近はBADHOPの流行りもあってトラップなんかも耳に入ったが。
そもそも日本語ラップにはカテゴリはあまり入って来なく思う。当然作り手は意識してるんだろうがそもそもマイノリティだからだろうか。カテゴライズする必要性が無い様に感じる。popかhiphopか?てのはずっと言われてるが、これについても私としてはあまり気になっていない。
さて脱線しすぎてそのまま締めそうになったので一旦戻していく。
エモラップとは?
「トラップビートとグランジやエモのようなオルタナティブロックに影響されたサウンド、そして内省的かつ鬱屈した心情を吐き出すかのようなリリックである。」
らしい。まず前半部分はよくわからないが、トラップビートは分かる。いわゆるEDMと言った所だろう。後半部分はなるほどと言った感じ。最近の日本語ラップに多い印象。
7年ぶりくらいにアルバムリリースしたDABOがインタビューで語っていたこととリンクする。
「俺は自分スゲー誰にも負けねーてリリックなら寝ながら書ける。得意だしそれしかやってこなかった。いわゆる鎧。最近の子らは凄い。鎧すぐ脱げちゃう。そもそも着てないんじゃないかっていう。俺は脱ぐのに7年かかった云々。」
確かにDABOのニューアルバムは今までのそれとは真逆だった。日常を歌うというか。夕日が綺麗とか。拍手喝采のDABOが好きな私としては正直ハマらなかったのだが。それがDABOの怖かった所だろう。ただずっと同じことやっちゃうとDABOのキャリアなら老害化か。リフレッシュ期間を経てベクトルを変えることは素晴らしい。
また脱線がすごい。なんだったらDABOについて書けばよかったんじゃないのか。ブログあるあるである。(押韻
さて、エモラップはもちろんUSで言われるカテゴリだが日本語ラップならなんだろう。即浮かんだのはこれ。てかこれしかなかった。
またgadoroさんである。
アルバム出たばかりだからしょうがない。
まずタイトルがクズだから。エモでしょ。
是非聞いて見てほしい。
ビートは何だろう。ピアノ音が静かに乗ってて耳心地いいんだがトラップビートではないだろう。グランジやエモ?
とはいえこの曲は終始リリックにやられる。
初めて聞いた時は丁寧なリリックだと感じた。押韻とか比喩表現とか。日本語の幅すごーて。mvにリリック載せてんのも自信アリか。リリックに見入ってもてほかの映像入らんくらい。
込み上げてくるのは以下。
「絵に描いたような壮大な人生なんて、俺の様な凡人にはきっと割に合わない」
エモラップでしょう。前述の拍手喝采と比べて見て。
長くなったのでそろそろ締めます。
私はどちらも大好きですよ。gadoroのアルバムダウンロード終わったのでワークアウトしながら噛み締めたいとおもいます。
多分またgadoroは書く。次はニューアルバムからピックしたい。
それでは!