続きです。


帰省2日目の夜、またもやご馳走を前にしながら母の地獄の様に続くフラダンスの話を聞いているとようやく奴が帰ってきました。

そう。兄です。

「おう。」

とだけ言い放ちシャワーを浴びる奴。なぜか既に戦闘モードです。

シャワーを浴びた奴は食卓に座りウイスキーロックを煽ります。

「そういやお前なんでLINE返さへんの?」

なんて聞いてたらいきなりDISってきます。

えっ!今だれかビート鳴らしてんの?くらいのラップ感です。

「お前は老けたなぁ。確かに昔はカッコ良かった。

でもそれは過去の栄光。今はお前の名誉なんて全ッ然ねえよ。

お前がLINE画変えると俺は同僚に見せる。皆口揃えて言うよ。

"やっぱり老けましたねぇー!!"分かるか?そんなもんだお前は。

そんなんじゃ女にモテない。世の中顔だ。分かったかアホが。」




なんということでしょう。

言われてもない母は応戦してアンサーかけますが、それも私には聞こえません。

私はただただその場に立ち尽くし、自称イケメンの看板を重く感じながら震えるしかありませんでした。


東京についた今。私は燃えています。

なぜあの時すかさずアンサー出来なかったのか。

次は次こそはちゃんとできる人間になって帰省したいと思います。

それではリフレッシュしに実家に帰ったら壮絶にディスられたブログ以上です。