ネットライムはリアルじゃない。

以前からイソトモのリリックにはそういった表現があった。
イソトモはリアルに固執していた。



一方ユーキーはネットライムをリアルに昇華させようと考える人だった。自分がデビューした際は「yahoo」で腕を磨いたと胸張って言ってやると話していた。

結局キレたユーキーはDisを返さなかった。

「俺はこの勝負を降りる。そしてお前は二度とここに来るな。」

そう言い放ち、この大勝負は終わった。

2人のプライドが勝敗をつけることを許さなかったのだ。



つづく