Rです。
軽い気持ちで書いたつもりが(笑)
今日中に終わるかな(笑)
では続きいきまーす。
一段落したので私とH君で近況報告を始めました。
H君は高学歴なのにフリーターをしていると前に言っていたのでそこを話ました。
プライバシーなので具体的には書きませんが。
とりあえず仕事してました(笑)
ただフリーターみたいなもんとのことでした。
結構稼げて時間は自由。
そんな仕事をしてるからこんなBARに出会えたり音楽もできる。
今の仕事には何の興味もない。
そうH君はホンマに興味なさそうに言いました。
じゃあ将来音楽で飯食うの?
そう聞くと
「あれは趣味。」
とぶっきらぼうに答えました。
昔は本気で考えたけど諦めた。そんなニュアンスでした。
私の近況も聞かれいろいろ答えてるとH君のグラスが空でした。
なんか飲まへんの?と聞くと
「おまえのペースにあわせてる。」と言うので
俺ベロベロやから気にせんでくれ。と言いました。
「じゃあ。」と言って身を乗り出したH君を見て、今まで奥で2人の様子を眺めていた店長が近づいてきました。
H君は腕を組み、人差し指で額を押さえました。
苦痛に歪んだ顔をしていました。
そんな様子を見た店長は
「いきますか?」
H君を試すように聞きました。
するとH君は握り拳で顔を押さえ
「ちょっと待ってください。」
苦痛に歪んだ顔はそのままでしたが口元は緩んでいました。
私は一瞬にして緊迫した空気にビビりながら静かに2人の駆け引きを見守りました。
H君は絞りだすような声で酒の銘柄(聞いたことない酒)を伝えました。
まるでその答えを知ってたかのように一瞬ニヤっとした店長は、それのボトルに手をかけ真剣な表情で聞きました。
「・・・・飲み方は?」
またもやH君は苦痛に歪んだ顔をし、沈黙しました。
・・・・・・。
何秒間かの静寂が続いていましたが、遂に勝ちを確信したかのように顔を上げH君は言いました。
「・・・・ロックで。」
続く。