浅草 虎姫一座

やっぱ下町の浅草は何故か好きだなぁ…。
浅草レビュ-劇団虎姫一座はェノケン、笠置シズ子のヒットソングレブュ-で懐かしの昭和歌謡の数々。
パントマイムも入り、確かに舞台と客席が一体となる演出をしているね。

戦後復興の日本娯楽を支えたブギの女王笠置シズ子、昭和の喜劇王、榎本健一…
オレも若い時二人の映画をよく見に行ったもんだ。
パントマイム指導は海外でも高い評価を得ていて、北野武監督「座頭市」でタップダンス指導を行った奴の振り付けは見事だ。
こうゆう舞台に出れたら楽しいだろな…

オレも店では必ず関敬六の「浅草の唄」を歌うしね。
やはり昭和の古い人間だから松竹演芸場、ム-ランルージュ、フランス座などが懐かしいね。
言問橋の船着き場公園で毎週末に昔のバンド仲間が集まって演奏してた連中も居なくなってしまったなぁ…。
歳も歳だし、体調が悪いのかなぁ…
以前はオレもよく歌わせて貰った。
もちろん「浅草の唄」 「街のサンドイッチマン」 を歌うんだがギターとアコーディオンとサキスフォンで演奏してくれるんだけど生演奏は気分爽快だったね。
昔の杵図かで、演奏してる時は生き生きしてる姿が素晴らしいね…
やっぱ浅草は演芸場、映画館…他、スマートボールの店も閉める。
別に楽しくはないけど、懐かしいからついやっちゃうんだなぁ。
御徒町にもあったんだが、これでスマートボールも都内から失くなる…ママさんも寂しそうだった…。
また人間だけじゃなく、昭和の思い出深い店が無くなってしまった…。

アデユ~