その男、エロにつき…
アデユ~ 久保新二 伝

当時、東中野駅前のピンサロに通ってた時…
「映画に出なよ、遊びで出ればいいよ…」
と声を掛けたら、桃子(20)は加えながら、
「うん、一度やってみたい」
と言うので、稲生実組に出演させた。
桃子はチビでFカップなのでチビタンクと呼んでいた。

今日のスケジュールのラストシーンが終わり、部屋に戻ると先輩の松浦康サンはイビキをかいて寝ている。
二人部屋で、枕元には柿ノ種や一升瓶が空っぽで横倒しだ。

布団に潜り、台本に目を通していると、スウ-ッと襖が開いた。
明日出番の桃子が、
「寒いよ寒い、久保サン横に入っていい?」
桃子は勝手に浴衣姿で横に入ってきた。
「シーッ、松浦サン寝ているから」

オレと桃子は自然に抱き合い舌を絡ませた。
「寒いの…」
と桃子は下に潜ると、ビタビタの唾液でオレのを含んだ。
時々布団の中でシャブル音が聞こえる。松浦サンに見つからないかなぁ、と思うだけでビンビンだ。
こうゆう時って、発射するのも早い。
チビタンクはノドを鳴らした。
桃子は布団から汗ビッショリの顔を出し、
「欲しいのツ」
と言うなり上に乗ると、尻を上下させ、掛け布団を蹴飛ばして果てた。
激戦の後始末はオレの浴衣でした。
「お休み、体温まったよ」
桃子はそっと部屋を出ていった。
「さぁて、寝るか…」
と思った瞬間松浦サンが、
「いいわね自分だけ、スッキリしたでしょ。アンタ私の頭2度も蹴ったわよ!」
オネェ言葉を使う松浦サンが、背中を向けたまま声を掛けた。

アデユ~