この男エロにつき…
アデユ~ 久保新二 伝

読売テレビの11PMで、第1回ピンクリボン賞の授賞式が梅田にっかつで行われた。

S、55、6月9日。
作家の藤本義一サンが委員長で、フォーク歌手の高石ともや、住職、教師、タウン誌の編集者達が委員だ。

司会は笑福亭鶴光、白川和子で、ピンクのブロンズ像、ダイヤの指輪や時計の贈呈だ。
男優賞は当然のオレ。
女優賞は鹿沼えり。太陽にほえろでデビュー後、にっかつにスカウトされ、
「女体育教師」 「朝はダメよ!」が代表作。

新人賞が麻吹淳子、朝霧友香。
艶技賞が山口美也子、話題賞がオレのスポンサー、千鳥文子。
ユニークなのは、一年遅れの審査員特別賞で宮下順子。
監督賞が渡辺護、作品賞で高橋伴明。

それなりにビッグな表彰式だった。
「頂けるものは何でも貰っちゃう」
と鹿沼の挨拶で場内は爆笑の渦。

で、鹿沼えりの店、ルパン反省に顔出してきた。
この店も10月末で閉店する。
閉店セールのせいか、若い連中の団体客も含め、カウンター席も一杯で盛り上がってた。
えりもヘルパーの資格を取り、毎日が忙しい。
オレとトークやラジオもやりたいと云う。
オレもえりも波瀾万丈の人生だが、もう一花咲かせたいね。
そうだ、暮れの阿佐ヶ谷ザムザに、ロマンポルノの裏話しで、出演させるか…

アデユ~