この男エロにつき…
アデユ~ 久保新二 伝

人生長くやってると、いろんな経験をしたね…。

今はないが、京都八坂神社の横に「祇園ミュージック」がオープンした時の思い出。

悠子は生板ショーの踊り子で、オレの劇団も同じ劇場で実演をやっていた。
悠子は香水のミツコを付けていて、オレも好きだった。

楽日が終わり、オレと悠子は京都駅に近いホテルで一夜を過ごした。
悠子のヨガリ声は、呻くように泣くように悶え、強烈だったね。

朝一番のひかりは、空いていた。
列車が京都駅を出て間もなく、悠子は体をオレの方にもたせると、オレの下半身を触り初めた。
オレはジャンパーを膝にかけた。
待ってたように、悠子はズボンのチャックを降ろした。

「よせよ、やめろって」
悠子の熱い唇がオレを含む。いくら何でも、新幹線の中だ。
思わず辺りを見回した。
幸いにもオレ達の横は空席だ。
一列おいて前辺りが詰まっている。

オレも数々の女とHしたが、新幹線の客席で口でされたのは初めてだね。刺激が強過ぎるっての…。

1時間前は、ホテルで愛しあってたのに…今度は新幹線の中かい…。
しばらくして、ング…ゴク、ゴク…の喉からの音がジャンパーの下からこだました。
アデユ~