明けましておめでとうございます♪

夕方携帯が鳴り、出ると去年の1月3日に来た男二人組だ。お互いに家庭があって、一年に一度だけ会うんだってさ。それも、10年来の付き合いで、その間電話も1、2度するかしないか、の程度で1月3日の夕方会って新宿西口の小便横丁で一杯やりながら1年間の話をお互いにするんだって…そして店に来て歌い捲くる訳。横須賀、厚木から来る二人は52歳だが歌もプロ並に上手い。話の内容も笑いがあり、ラスト曲はアリスの♪(あずさ2号)で締めくくる。この歌が絶妙で二人のハーモニィも息がピッタシで声もいい。聞いてる俺もうっとりだ。
1年に1度しか合わない友達感覚ってのも凄いし、お互いに信頼しあっていて、一生付き合えると言う言葉が素晴らしいでわないか…
一人の萩原さんは九段会館でケーキを作っていた職人で、もう一人の芳賀さんは12歳年下の奥様と、自営で二人で頑張っている。だから、来年の1月3日に会いに来ると言う。二人は俺の名詞を持っているが、俺は二人の連絡場所を知らないし、教えてもくれない。なんか、お伽話か民話みたいで、今の時代こんな奴らいるのか?って感じで、ちょっと興味を持ったね…興味と言うか、インパクトがあるよね、そう思わない?…人それぞれ違うけどさ、俺にはそんな格好いい奴はいねぇな…今日はいい日だったな~勉強させられたよ。


アデユ~