死に場所を探すんじゃない。居場所を作るんだ。
以前、ある人に言われた言葉です。
ふと思ったことを書きます。
この間、古い友人に言われた言葉。
「おまえ、あいかわらず、前向きやなあ」
今日、帰りの電車で、大声で泣いてる男性を見たんです。
電車の中で、人目もはばからず泣くなんて、
よっぽどのことがあったにちがいない。
カノジョさんと何かあったのか、
仕事で何かあったのか、
はたまた、家族のことか、
僕には分かりません。
だけど、キツイ話だけど、彼は自分の力で、その悲しみを越えるしかない。
自分の力で越えられたとき、
悲しみが悲しみじゃなくなる。
空が、また青く見える。
強くなる。
逃げなければ、逃げないほど、
越えれば、越えるほど、
悲しめば悲しむほど、
強くなれる。
悲しみを悲しみとして、
痛みを痛みとして、
しっかり受け止めてきた分だけ、
それを越えた分だけ、
自分の手で幸せがつかめるようになる。
すべてを解決に近づけられると思うんです。
なぜか、妙に自信のあった時代があった。
夢ばかり追って、そのための行動を、手当たり次第、起こしてばかりで、いつでも前向き。
というより、楽観的な時代があった。
言葉に、妙に説得力があると思われていた。
テレビの裏方の仕事をやめてから、
ずっと、
「頼むから、うまくいってくれ」って思いながら、生きてきました。
いつも、
少しでも正当な理由になる死に場所を探して生きてきました。
人のために死ぬみたいな。
誰かのせいにして、死ぬ的な。
逃げるいいわけがほしい的な。
もう、弱さとナルシズム全開。
でもね、
それじゃ、僕自身は、いつまでたったって救われない。
情けない男が情けなくなく終わる方法なんて、
根本的に変えてやるしかない。
望んだ未来を作ってやる。
それが自分にとっては、歌でした。
以前までと違って、
自分の歌で、僕自身もホンマに幸せになりたいと思ってます。
そしたら、
否定されてもかまわなくなってました。
誰かのせいにすることもなくなった。
いつも、いいわけ考えてから、動いてたのに、
どうしたら理想通りにできるかだけ考えちゃって。
「うまくいかせてやる」
やっぱ、男は立ちふさがったハードル越えた方がカッコええっしょ。
時代錯誤かもしれないけど、それがいい。
女性からの批判の対象になっちゃいそうだけど、そうありたい。
僕は僕でありたい。
君にも君であってほしい。
悲しみは越えるべき心の運動。
望みは叶えるもの。
ホンマに素直に生きる。
それだけのこと。
明日も生きよう。
自分の思い通りに。
なんだって、思い通りに変えられること、
忘れないで。
もっと自信を持つためにも、悲しみは全て受け入れて越える。
もっと自信を持つためにも、願いの全てを自分のものにする。
今、まだ、道の途中。
次に見える景色が楽しみ。
そこに、自分の居場所を。