あきらめずに、頼らずに、何度も立ち向かった分だけ。
いきなり、顔から登場、失礼します。
久保田修司、一人間男子です。
今日の昼下がり、どんより くもり空の下、すごく胸が熱くなる光景を見たんです。
これって、理想的な愛なんかもなって胸が熱くなるような光景。
愛情だなって。
新宿駅西口近くを若いカップルの方々が歩いてて。
どうも、カノジョさんの足の調子が悪かったんでしょうか。
引きずってはったんす。
そんなとき、
普通、カレシさんはカノジョさんの手を握って、腰に、もう片方の手を回して、体を支えて、いっしょに歩くのかもしれない。
でも、その男性は、決して、手を握ってなかった。
女性の肩の後ろ辺りに、
腰の横辺りに、
でも、決して、触れないように、手を構えてた。
いつ、つまづいても、すぐ支えられるように。
すぐ助けられるように。
あくまで、自分の足で歩いてもらう。
だけど、つまづいたら、倒れてしまう前に支える。
常に相手のことを楽させるだけが、やさしさじゃない。
ただただ、簡単に助けてしまうことで、
自分の力で再び歩けるまで、時間が多くかかってしまうかもしれない。
何かをなしえて生きることを忘れてしまうかもしれない。
相手の未来を思ったら、次につながるようありたい。
そう、言葉じゃなく、姿勢で語られた気がしました。
以前、
介護の際に、極力、要介護者の方に自分の力でやってもらうと聞きました。
やってもらいつづけると、その行為が、自分の力でできなくなってしまい、
生活に より大きな支障が出てきてしまう可能性があるからだそうです。
目の前の辛い状況を、瞬間で救えないのは辛いけど、
相手にとっても、必要な厳しさ。
厳しさが、時を越え、やさしさ。
歌と同んなじだな。
今日、思ったこと。
再確認したこと。
僕の一番の望みは、
誰もが、自分の力で幸せになってもらうこと。
その手助けを、僕が歌うことですること。
その直接、手を触れることない手助けが、
いつか、誰かの幸せになる。
僕も、みんなも、
自分の理想の未来を叶える力も可能性も、まだ残ってる。
あとは、必要な苦労をも、自然と楽しみにするだけ。
仕事や練習はやらされるものでも、
生活のためだけのものでもない。
あくまで、やらなきゃ理想へ近づけないから、やってしまうもの。
もい一度、自分の理想を考えてみろ。
そのステップを、今現在、しっかり未来に向けて踏み続けてるか?
今この日々の行動が、自分の理想に、遠回りでも、必ず、つながってくか?
僕は否だ。
まだまだ、足りない。
うまくなったって言われたって、
自分の理想は、まだまだ、たどりつけてないんだ。
まだまだ、満足せず、貪欲に、叶えるまで追い求めろ。
そして、叶ったら、次のステップを見据えろ。
死ぬまで、ずっと。
オレも、みんなも。
生きるのをやめるな。
そして、
あきらめることに慣れるな。