センパイ、やめないでください…。
それが本音でした。
久保田修司1人間です。
今日、ノボと、あみ子とスタジオで、セッションした後、
下北251へ、大学のセンパイのライブを見に行ったんです。
ラストライブを見に。
もう、これでミュージシャンとして最後のライプ。
正直、言葉がなかった。
言葉よりも、涙が出そうだった。
ライブ後、気が付いたら、彼がステージを降りて見えなくなるまで、
ずっと見つめてしまってたことに気付いた。
最後までの全ての瞬間を、この目に焼き付けたかったんだ。
そして、お手洗いで、1人、小便といっしょに、涙を一粒二粒、流しました。
最後に、センパイと、まともに話せなかった。
この間までの自分のように、調子よく、しゃべればいいのに、
動揺が隠せなかったのか、
「言葉になりません」とか、わざわざ本音を伝えてしまった。
そして、あみ子に付き合ってもらって、
久々に、しこたま飲んでしまいました。
話が楽しすぎたから、いつのまにか整理できてたけど、
やっぱ、少しだけ、今もセンチメンタルな感じで。
オレ、やめません
歌いつづけます
伝えたいこと伝えつづけます
あの人のソウルは、僕が勝手に引き継ぎました。
僕は、あの人の分も伝えつづける。
あの人も、僕の歌で楽しませる。
あの人にも、僕の夢をいっしょに見てもらう。
あの人の音楽での夢を、僕にする。
僕、まだまだ、みなさんに伝えたいことばかりです。
自分勝手だけど、
誰も聴きたくもなくたって、
僕は恥ずかしげもなく、思いの丈を歌にして、歌い伝えます。
痛い大人でも構わない。
歌いつづける。
センパイ。
ありがとうございます。