夢見な世界で、現実的に生きるということ。 | クボシュー from OurSide の「オレの飯は、まだか!?」

夢見な世界で、現実的に生きるということ。


どう足掻(あが)こうがオレら現実を生きてるんです


オレら結局人間なんです





夢見てるだけじゃ、何ともなんねえから。


夢見て、夢見な発言して、何にも考えねえんじゃ、ただの夢のまんまで終わっちまうから。


表現の世界や人相手の商売で見る夢なら、


特に、自分のためだけじゃ何ともならなくて、


別の人たちにまで、いいことも悪いことも影響してしまうものだから、


ぜってえ、求めてもらえるものを、しっかり客観的にとらえてなえればならないのが、


オレら、表現者の役目、いい意味での礼儀だと思ってます。


少なくとも、オレは、そう思ってます。


とくに、メッセンジャーですから、考えてもらうこと、それは影響を与えることです。


自分がメインじゃない。


あくまで、お客さんがメインなんです。


そのサポート役の1人が、オレでありたい。


必要とされていたい。


でも、今までも、10何年も、そんな夢見るアーティストを見てきましたが、


せっかく、ええもん持ってはるのに、もったいないな。。。って思うことが、ホンマに多いんす。


いつも思うのが、テレビで見るアーティストへの憧れ、特定のイメージにとらわれすぎて、


その人のモノマネになってることが多くて、もうすでに「その人自身」ではなくなってて、


自分は、ただ、ヒーローになりたいのか、その人と同じになりたいのか、


そんな大事な方向性や表現の仕方を、自分で何度も何度も考えてないように思うんです。


考えないようにしてるのかもしれない。


ただ、「これやったら、オッケーやろ」的なラクな方に流されて、


確証のつかめない「それ」を信じ続けて、


その中で、先の見えない果てしねえ苦労をしてる。


もう少しだけ考えれば、それで、いくらでも行けるのに、


自分のやってることに対して、疑問を持つのを避けるんじゃ、忘れてるんじゃ、切なくて。。。


よく言われます。


「歌い手は夢を与えなければならない。」


でも、同時に、それは、「自分も、ああなりたい」と思う人を増やしたいから、歌いたいのかって、


疑問に思うんです。


音楽産業を考えれば、たしかに、増えてほしいのは、もっともな話でしょう。


もちろん、純粋に楽しんでもらうことは、オレも必要や思ってます。


実際に、非日常を楽しむために、音楽を聴かはる人も、たくさん、いらっしゃいますしね。


でも、すでにあるセオリー通りの表現法、モノマネ表現法では、夢は叶えられるのか。


「最近、こんなん流行ってるし、こんな風にやってたら、大丈夫」って、大丈夫なわけがありません。


それやったら、モノマネでもいいから、自分のやりたいことで勝負した方がマシや思うんです。


オレ自身も、もちろん、まだまだ、何1つ、足りてへんっすから、すぐにでも、それを証明したいです。


オレは、思います。


夢を与えるのが、歌い手じゃない。


何か大きな夢を持つこと、楽しく生きることを、お手伝いするのが、歌い手やと思ってます。


オレはメッセンジャーでありたいので、さらに、サポートするべき立場やと、自分で思ってます。


カッコよさなんて求めない。(もし、求めても、顔面が付いてきませんが。)


性的対象のヒーローなんて、小っ恥ずかしくて、なりたくもない。


でも、必要な人にはなりたい。


あくまで、お客さんたちと同じ学校生活、社会人生活を生きてきて、


ある程度、悩みや不安も経験してきました。


もちろん、楽しみ、幸せも、たくさん経験してきました。


ホンマに、普通に生きてきました。


だから、みなさんに、より近い、必要なメッセージを伝えられると思うんです。


自分だって、同じ経験をしてきたから。


夢だけ見ながら、生きてきたわけちゃうから。


楽しんでもらえるツボだって、一番、身近で分かりやすい場所にいると思うんです。


だからこそ、オレがすべきことは、客観的に人の欲求を把握することであり、


一番悩んでるだろうことを、歌に込めたメッセージで伝えること。


それで、聴いてくれた人の幸せについて、もっともっと考えてもらうことや思ってます。


「現実を見て、現実の中でも幸せになること」を考えてもらうことが、オレの役割や思ってます。


あくまで、日常の一部として、聴いてもらえたら、オレ、ホンマにうれしいです。


もちろん、まだまだ、オレ自身、足りてへんことばかりなんで、ぜってえ、やったります。





別に新しいことだけを

せなあかんわけじゃない

「何でこうせえへんねやろ」

を探せばいいと思ってます





昨日、大学のときのセンパイの家に遊びに行ってきたんす。


カノジョさん(これまたオレの後輩)もいてはって、


ホンマ話、たくさん聞いてもらって、話を聞かせてもらって、勇気づけてもらったんす。


オレ、ぜってえ、ちっちぇえことに負けへんと決めました。


今まで、苦労から逃げてきたかもしれない。


でも、それやったら、ガンガン苦労したろ、時間のねえ中で歌創ったろ、伝えるん、うまなったろって、


今やったら、ホンマに思えます。


そして、もっと悩んで、動いて。


よく、金持ちになった社長は、叩かれます。


マジメに生きてるとされる一般の方は評価されます。


でも、どちらが、マジメか考えたことありましたか??


いつも、自分で考えて悩んで動いて大きくした人。


与えられるものを、ただただ、考えずやってきた人だって、たくさんいる。


どちらが、ホンマにマジメに生きてきた人なんでしょうか。


「チャラチャラしてへんこと」≒「マジメ」や「誠実」になってそうな気がするんです。


自分が思う「必要以上」以上に考え、そして、行動に移す人が、


マジメであってもいいんじゃないかと、オレ、思います。


オレも、そうでありたいっす。




メッサ自分のことばっか書いて、すんません。。。




今日のしゅ~じっく


百合の咲く場所で

Dragon Ash


こういうストレートすぎず、込めたメッセージを染み渡らせるような歌、


オレ、けっこー好きっす。。。


自分が歌うときは、ガンガン、ストレートに吐いてる気もしますが、


こういう、ちょっと、さりげに伝える感じ、けっこー好きっす。


でも、この人らのモノマネをしようとは思いません。


オレ、あんま頭よくないんで、


結局、実際は、誰かがやってたことの繰り返しや、


モノマネになってたりすることもあるかもしれませんが、


でも、目に見えるモノマネはしたくないんす。


伝えるという、誰にでもできる行為だからこそ、


しっかり自分で伝えたいんです。