みんなの作品。
人は生きて、最後に、人生が、作品にできあがる。
オレは造って生きてます。
元カノから送られてきた、デッサンです。
カノジョは、現在、
空間デザイナーの卵をやっとります。
コレは、パースという完成予想図を作るための、
デッサンらしいのですが、
オレには、すっげえもんを感じました。
カノジョは、いつも、負けず嫌いな女の子で、
いつも、明るく振舞ってます。
でも、オレは、このデッサンで、
本当のカノジョの心底が見えた気がしました。
カノジョは、グレーなんです。
気持ちも、自信も、まだ迷ってる。
だけど、あの扉の向こうに、
光があることを信じてるようなデッサン。
実際に、コレを元に、
カノジョのデッサン、パースから、
1つのショップが出来上がります。
あの扉の向こうに期待するヒカリ。
それは、何とか、人の集まる店に、
人に好きになってもらえる店に、
という、カノジョの希望が見えた気がしました。
今日、会社の朝礼で、
「さくらん」の話が出ました。
オレは、評価の高い赤の使い方も、
上々だと想いましたが、
オレにとっては、青が突き刺さってきた。
やわらかく、そして、不思議な感覚で。
蜷川みかさんの写真集は、
何冊も読ませてもらいましたが、
「さくらん」のように、紅に近い赤を基調に、
構成されたものが多いです。
でも、オレにとって、一番よかったのは、
青を基調にした、子供たちの写真。
蜷川さんは、オヤジの幸雄さんとはちがい、
笑顔を引き出すのが、うまいなって感激しました。
でも、作品を作るのは、
突き進むクリエーターだけじゃない。
オレらも、そう。
生きてる。
長い物語の中を、必死にもがき、綴っている。
それらが、つむぎあわさり、人生になる。
ハッピーエンドにするか、
バッドエンドに留まるか、
それは、自分次第。
前者のために、
ポジティブに、ガンガン生きてくのは、すっげえ尊いし、うれしい。
後者が、何も得ようとしないのは、
それでいいと想ってるなら、オレには、見てて、辛い。。。
なあなあじゃ、大きな幸せって遠いもんでしょ??
いつか、最高の物語作品を作り上げるため。
オレなら、生きてきたいもんです。
物語の糧は、ころがってる
よく見れば、きっと明日も
だから、めんどくささは捨ててしまって、
いろんな景色を見ませんか??