親不孝者の歌 | クボシュー from OurSide の「オレの飯は、まだか!?」

親不孝者の歌

どうも。


久保田修司です。




みんなのテーマの中に、


初めてキスしたときの話」ってあったんですが、


オレのチューの話は、誰も聴きたないやろ??


と想ったので、普通に書きます。



ふつうでもないんですが。。。



また、オトウとオカンが夫婦ゲンカをしました。


またもや、オレのことで。。。


ごめんなさい。。。


オカンの電話越しに聴こえてくるオトウの罵声。


ひどいものでした。。。


いつも、オレのことで、ケンカさせてます。


だからか、


オレの頭の中では、


感謝よりも、申し訳なさが先行します。。。



他の人の日記なら、


オトウ、オカンの、おもろい話とか書くんでしょうが、


今日は、心が、そんな状態ではなく、すみません。



「離婚」の2文字が、電話越しに聴こえたもので。。。




両親は、オレの幼い頃から、よくケンカをしてました。


そのときは、オレのことでは、まったくなく、


オカンが、ヒステリー持ちやったんで、


完全に、たわいもないカップルのケンカのようでした。


ちなみに、今のオカンは、いたって普通なんで、あしからず。


いつも、オトウが、グッとこらえてる感じでした。


オカンが、一方的に、ギャーギャーわめき、


オトウを殴るのを、


オトウが、何とか、こらえて、なだめる感じやったんす。




時が経ち、


オレが高校生になった頃、


オトウが、急に厳しくなり始めました。


今までは、ゲンコツなら、すぐ飛んでくるし、おこづかいは少なかったものの、


どこかへ連れて行ってくれては、いろんなもの見せてくれて、


なるべくやりたいようにさせてくれて、それないよう、補助はしてくれる、


近所から満点パパ呼ばわりされるくらいの、オトウでした。



そんなオトウが、急に険しい表情ばかり見せるようになりました。



不況の影響です。


オトウの会社は、バブル期に、


オトウが提言した崩壊予期の策をもとに、


会社全体が、ムリしなかったためか、


バブル崩壊の波には飲まれずにすみました。


ですが、長引く不況の影響。


倒産、合併してゆく競合企業。


内心おだやかじゃなかった、心のモヤモヤが、


破裂寸前まで、いったのでしょう。



オレの成すこと全てに、ケチをつけるようになったのです。


オトウの変化のギャップに、


オレは、いてもたってもいられなくなった。。。


そして。。。


そこは、想像におまかせします。


いまだに、キレやすい性格は、この頃、構築されました。



そして、高校卒業前、11月、

フラストレーションなら、溜まりに溜まって、


家を出る決心をしました。


何の金銭面などの計画もなく。


そろそろ野暮なことにも飽きていたので、


お笑いか、劇団やって想ってました。



お笑い、面接落ち。。。


劇団、しゃべりの演技は通るも、ダンスで落ち。。。


てか、このとき、はじめて踊りました。。。


フォークダンスをのぞいて。




結局、先生の仲介もあり、


オトウも望んでた大学受験を選びました。


しかし、その年は、偏差値35じゃ、、、ムリでした。


そして、1年浪人。


「金ばっかかけさせやがって」が、


口癖にまでなった、オトウの小言を我慢し、


我慢しきれず、途中、殴り合いも、2度、3度。


なんとか、大学を合格し、家を出ることに。




家を出た息子に小言は少なくなりました。


月に1回、学会での講演のため、京都に来る、


オトウとの2人酒は、楽しみにもなりました。


小言はありましたが、それは受け入れるべきものが多くて、


オトウのことを、また、好きになってった。




しかし、すぐに訪れる悲劇は、オレとは遠いところで待ってました。


オトウに、末期ガン告知。 レベル4。


前にも話しましたが、


辛い以外の何物でもなかった。


そして、奇跡の生還。


オレは、スゴ腕TVマンになることを決意した。






あれから、5年。


夢をあきらめ、


また見つけてしまった夢をあきらめられず、


何の根拠もなく持ってた自信すら、失い、


いまだに、迷惑をかけてしまっています。





だから、オトウとオカンのケンカが、


たまらなくて。。。


申し訳なくて。。。




オトウ、オカン、


ごめんなさい。。。




親不孝なバカ息子ですが、


届かないことはわかってますが、


明日、オトウ、オカンのために歌わせてください。


そして、産んでくれたこと、


本当に、ありがとうございました。




オトウとオカンにもらった、


この体で、この心で、


明日は、みなさんに、渾身の歌を、


届けてきます。


2人の息子として。





みなさんが、


どんな環境で育ったか、わかりません。

幸せに育った人もいれば、そうでない人も。

でも、これだけは想いませんか??

生まれて、楽しいかったとが、1つでもあったって。

もしよかったら、

いっしょに、心の中で唱えませんか??

産んでくれて、

本当に、ありがとう。



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