アンタが対象。
幸い、バイトから、帰ってきました。
久保田ネバリ修司です。
(回想シーン)
大学に入るとき、オレは想ってることがあったんです。
楽しむことより、テレビの仕事に就くために、
大学へ行くんだって想いが。
そのために、大学なんて行く気なかったのに、
1年、遊びを封印して、勉強したんだから。
そのために、1年、勉強しました。
でも、なぜか、
そのとき知り合ったツレ(ザ・ハイジン)
に、連れてかれた飲み会。
オレは全く乗り気じゃなかったっす。。。
イヤイヤ、まずは、ボーリング場へ。
なんか、妙なヤツがおった。
いや、風なんか吹いてへんねんで。。。
てか、室内やし。。。
でもな、
1人だけ、追い風に吹かれとんねん。
けったいなヤツやなぁ想う前に、
オマエは、どこから来たんや!?と、
それだけ聴きたくなったのが、第一印象。
なんか、オレと会う前に、
ザ・ハイジンから、わるい噂を、聴かされてたらしく、
急に、もごもごと話しかけてきました。
「自分、おもろいらしいな」みたいなセリフ。
完全なる播州弁 (世間が関西弁と呼ぶ方言の1つ)。
意外と、しゃべりはオトコマエ。
実際、顔もオトコマエ。
とか、想う心に割り込んで、
「おめえの追い風のほうが、おもろいだろ!?」
と、思わず、
いや、完全に想って、確信犯的に、ツッコミたくなった。
それぐらい、強いインパクトだった。
てか、潰されそうだった。
で、その後も、しゃべる。
てか、しゃべってみる??
意外と、見た目のインパクトとちがい、
心はコンパクトな、子リスのようなヤツ。
しかし、妙なヤツって印象は変わらず。
なんつったって、
追い風に愛される髪を持つコイツは、
完全なる天然ボケの域に、どっぷり浸かってた。
なぜだ!?
なぜに、オトコマエなのに、アホの子!?
ん~ん。。。
つかめん。
それから、つかめず、7年の月日を流す。
1つの わるい噂を、風の噂で聞く。(シャレ)
「ヤツが、オレの歌を聴いて、
オレのことを好きになりはじめてるらしい。」
ホンマか!?
デジマか!?
ヤツと、約2年ぶりに会う。
オレに、「そっちのケ」はない。
グダグダと話が進む。
途中、要所要所で、やっぱり語る。
いっしょにやることになる。
語れば語るほど、
楽しくなってくる。
いろんなものを、もらえる。
そして、カレのことを知る。
寒空の下で、白い目を向かれながら、
2人で、熱唱する。
実は、知る。
ヤツは、あまりに、ブ熱い闘志を、
心に秘めてるヤツやったんや。
8年前には、気づかなかったよ。。。
ただの変人や想ってた。
ホンマは、ただの奇人やってんな。。。
愛すべきオトコマエの奇人。
オレは、カレといっしょに、
どこまでも、イクだろう。
それが、
ハットリとの出会いでした。
念のため!!
オレはゲイではないです!!
いい出会いは、
気づかぬトコに
あるものなのね。