首の痛み後、耳のつまり感 | 首痛治療の江東区【木場カイロプラクティック】症状別解説ブログ

首の痛み後、耳のつまり感

今回はある方の症例を紹介です。

30代後半の男性。

症状は、首と背中の痛み

以前にも何度か寝違いのような急性の首の痛みになったことがあり、整骨院で「捻挫」だと言われたことあり。

1回目

背骨を中心に調整。

その場で首を左に回旋すると痛かったのが、痛み度合10→4に軽減。

2回目

首の痛みはほぼ無くなっており、左に回旋した状態で下を向くと痛みが少し出るらしい。

実はそれとは別に左耳のつまり感が出てきたらしい。

頭蓋骨を観てみると、左側頭骨の動きが悪い。

なので頭蓋骨を調整。

術後、耳のつまり感は軽減。

3回目

耳のつまり感が少々残っているらしい。

背骨を調整後、仰向けになってもらって観察。

左の腎臓(かな?)の下垂と左の胸郭の動きの小ささが気になる。

それぞれ腎臓リフトと胸膜リリース(ちょっと改造版)で左側の動きをつける。

イイ具合に呼吸をしている。

頭蓋骨へ。

側頭骨と蝶形骨(ちょうけいこつ)を調整。

$首痛治療の江東区【木場カイロプラクティック】症状別解説ブログ

患者さんはグーグーと寝に入る。

こちらもボケーと動きに合わせるだけ。

急に抜けた感じがする。

確認してもらうと、すっきりと耳の通りもよくなった。

目の輝きも違います目

カルテを見てみたら、「左の股関節に違和感が出る」と記載されていた。

やっぱり腎臓下垂は当たってたかな。

腎臓は腸腰筋の上(前)を動く。

なので、腎臓が下垂すると股関節も動き悪くなる。

(考察)

首の痛みは首自体が原因ではなく胸郭の動きのなさが原因。

振り返ってみたら、首自体は直接調整してませんでした(笑)

痛みがあるところが、本当の原因ではないんです。

耳のつまり感は、元々頭蓋骨の動きは悪かったのだと思いますが、大抵の場合は背骨を整えてしまうと一緒に頭蓋骨も変わることがほとんど。

しかし、今回は背骨の状態はかなりいいペースで良くなったのに、それに着いてこれなかった頭蓋骨の影響によって出て来たと思われます。

これは私の見落としと言うか、背骨を整え過ぎも一つの原因。

もう少し深く観るべきでした。

まだまだ修行が足りません。

首痛の改善ならお任せ→江東区の木場カイロプラクティック