
こんばんわどうも。久しぶりです。色々ありまして、最近すこし疲れ気味な俺です。まあ、それはそれとして・・・高倉健が亡くなってすでに1年半程経ちました。そんなこんなで、それなりに健さんの映画を、今更ながら色々と見てみました。なので適当に紹介しますね。
網走番外地(1965年)・・・健さんの映画の中では「昭和残侠伝」「幸せの黄色いハンカチ」などとともに代表的な作品です。最初は単純な「刑務所物」だと思っていたんですが・・・これ、アクション映画ですね。
あらすじは・・・網走刑務所に入所した健さんが、喧嘩したり暴れたり、はめられて脱走することになって丹波哲朗と追いかけっこしたり(その様子はまるで、ルパンと銭型のように)・・・とまあ、番外地シリーズ初作だけに、普通に面白いです。
特に嵐寛寿郎演じる「八人殺しの鬼虎」は凄いです。この人、あまり作品見たこと無いんですけど、芝居は上手いとは感じなかったんですよね。でも、迫力が半端ない。最初はただの爺さんなのに、殺されそうになったときの半端ではない迫力・・・それだけで周りの受刑囚が気おされるという・・・。まあ、是非そこは実際に見て確認してほしいところです。
続・網走番外地(1965年)・・・網走から出所した健さんと子分の人たち(アイジョージと田中邦衛)。舞台は函館~青森。そこでの切った張ったの大立ち回り!前作同様分かりやすいんですが・・・網走はあまり出ません。ま、そんな感じです。ついでにこの作品でも鬼寅さんが出ます。それもなんの脈略もなく賭場に。まあ、鬼寅さんだからか?さすがに前作よりはあれでしたが、是非見て確認してください。
網走番外地 南国の対決(1966年)・・・初作から1年半にして作品5作目という、ハイペースで作られた作品。舞台は返還前の沖縄です。このころになると、単純に網走出所してきたというだけで、網走は殆ど関係してきません。
↑youtubeの動画です。隣にタモさんが友情出演してます。
八甲田山(1977年)・・・この映画、山岳パニック物として見ても、相当面白いです。というのも、実際に青森県で起きた「八甲田山雪中行軍遭難事件」をモデルにしています。小説より奇なりみたいな。
簡単にあらすじを書くと・・・日露戦争を想定した演習を行うために、北大路欣也率いる部隊と健さん率いる部隊が演習に参加するのですが、演習前に2人は友情を育むんですね。で、2人の部隊は2方向に分かれて行われるのですが、まあ色々あって北大路欣也の部隊(健さんの部隊より人数多い)は青森の山中で遭難します。そして・・・といったとこです。とりあえず一言言うと、現地人の話はきちんと聞けば良いのに・・・
この作品、遭難の様子が悲惨すぎる悲壮すぎるといった感じで、
・小便もらして衣服凍って死ぬ
・小便すると血尿
・崖から落ちて手を血だらけにして死ぬ
・上官を寒さから守るために円陣組んで死ぬ
・寒さで気が狂って裸になって死ぬ(!)
・責任を感じて舌を噛んで死ぬ(このあたり、泣ける)
といった感じです。兵隊さんの顔色も悪い悪い。いつ死んでもおかしくない。まあ、とにかくすごい映画です。その様子は、是非見て確認してみてくださいね。
南極物語(1983年)・・・犬が沢山死にます。実際に死んでるかも?まあ、犬が頑張る映画です。シャチに喰われたり(!)、落ちたり、凍ったり・・・是非見てみてくださいね。
鉄道員(ぽっぽや)(1999年)・・・これ、なんかすっごい泣けます・・・。〇〇〇はずの〇が〇〇になって健さんに会いに来るんですよ・・・。台詞忘れたけど、鉄道員として不器用に生きてきた健さんの生き方を肯定するんですよ・・・。そしてラスト・・・本当マジ泣けます。是非これは見てください!やべ、書いてたら思い出して涙出てきt
というわけで、健さんの映画をいくつか紹介してみました。そういえば健さんの演技について書いていないんですが・・・簡単に言うと「網走番外地シリーズ」は比較的明るく、八甲田山以降は渋いと感じました。まあ、一概には言えないんでしょうがね。
他にも「ザ・やくざ」とか「新幹線大爆破」も見たいのですが、見てません。そのうち見たら紹介しますね。それではまた。
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