1972年がおわり

1973年の元旦だったともおう。

堪忍袋の緒が切れた母は、


7才の、わたしと

12才の、お兄ちゃんを連れて


茨城の実家に帰ろうと家を出た。


エレベーターホールで、


わたしが、毛糸の帽子を被ってなかったことに母が氣付いて、


父のいる


家に取りに戻った



そこで、どんなやりとりがあったかは、

覚えてないけど、


実家にもどるのは無しになった。



そこから、ずうっと


わたしが大人になっても


ケンカは絶えない夫婦だった




わたしが、冬が苦手なのは


(懐かしい唄を聴けば、ココロが

その頃に戻るように)


冬の寒さが


わたしが、あのとき


帽子さえ被っていれば

取りに戻らないで

そのまま


実家に戻っていたら



母は、しあわせだったのではないか



わたしのせいで


母はしんどい道を

歩くことになったんでは無いか



そんな



わたしの失敗に自分のせいでと


責めていた、のかもと、最近

おもいはじめて



つぐみさんの

オープンカウンセリングに

参加することが出来て


わたし、今現在は

すごく満たされてる筈なのに


冬に

うつになったり

不眠になったりするのは、


そこが、燻ってるから

ではないかと、最近思いはじめて、



そこを、どう

したらいいのか、


わからなくて


と、相談しました。



色んなお話の中



りえちゃんが、

帽子を忘れたから

おかぁさんは、大好きなお父さんとの人生を歩めたし、心ゆるしあえてるから、言いたいこと言い合えて、喧嘩できた。って


父がなくなって

毎日お墓参りに行った母


そんなに、好きだったんだよって


帽子忘れた私の

失敗じゃなかったんですね


って言った途端ガンナキえーんえーんえーん


おとなの私の中の、

こどものわたしが


メチャクチャ泣いた


よかったね、りえちゃん

あなたのせいで


あなたのお陰で


おかぁさんは大好きなお父さんとの人生を楽しんだんだよ。ニコニコ






つぐみさん
ありがとうございました✨✨✨✨✨