『麒麟がくる』第19回「信長を暗殺せよ」を見る | 愚奏譜

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ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

織田信長が弟織田信勝を粛清したとこから。

息子の死を悲しむ土田御前。

母に詫びる信長。
嫌味ったらしく信長に怒りをぶつける土田御前。
信長は母への想いと不満があるけど、それは母も同じ。母は信長がアピールするたびに色々傷付いていた。だから信勝を愛した。
土田御前は怒り、絶望する。

帰蝶の前で燃え尽きてる信長。
家族を全て失ったから。


久しぶりの京都・幕府関連キャラ色々
高政あらため斎藤義龍としては、どんな出番?
トメ付近が弱いけど、後半はどうなるのかしらね。


永禄元年 1558年
京 相国寺には帰洛した足利義輝たち。
三好長慶から挨拶やら贈物を受けても、表情が死んでる義輝。

越前で浪人して、世話になってる称念寺で子らに学問を教えてる明智光秀。表場も良いみたい。

一乗谷 朝倉邸
朝倉義景に呼ばれた光秀だけど、用件は帰洛した義輝への挨拶と贈物(鷹)のための上洛要請。義景は面倒ごとが嫌いだから。

仕事を聞いた煕子は喜ぶ。光秀もノリノリだし。
その会話の流れで煕子が妊娠を告白。
さらに喜ぶ光秀。言いふらしまくる。

光秀上洛
まず挨拶するのは、三淵藤英と細川藤孝。再会を喜び合う。
光秀は二人を通じて、義景からの仕事もこなす。
藤英は義景が来なかったのを残念がる。信長は来るみたい。
藤英から、義輝の能観劇同道に誘われる光秀。

義輝は光秀を覚えていた。
でもやはり、義輝は覇気がない?
義輝健在を言祝ごうとする光秀に、藤孝が何か言おうとしたらそこに、口髭蓄えバージョンの斎藤義龍登場。上洛してた。
幕臣二人は軽く挨拶するけど、義龍も光秀もお互いに気付くが何も無し。


義龍による信長暗殺の噂をキャッチする藤孝。
光秀は勿論止めたい。けど藤孝に力は無し。
ならば公方義輝は?
今の義輝には無理。今、力があるのは三好長慶。
信長に入れ込む光秀が不思議な藤孝。
光秀、信長を語る。死なせたくない。
ならば、松永久秀に頼む他無い。支配者三好の重臣。

久秀を訪ねる光秀。
喜ぶ久秀。斎藤道三最期を悔やんだり、光秀の近況を聞いたりする。
前に会ったときの長慶暗殺阻止の借りを返して欲しい、と光秀。

信長、上洛途上。
見つめる視線アリ。

義龍を訪ねる久秀。
用件は、京の治安維持への協力。つまりは信長の護衛。
公方の威光やらも白々しく振りかざしての要請。

久秀(光秀のか?)の策は成功。
そして義龍に呼び出される光秀。

まさかの京での再会。
義龍はまだ信長の命を諦めていない。そして光秀を蔑み勝ち誇ったりする。
そのくせ、また光秀を勧誘する義龍。明智をあれだけ討ったのに。
逆にそんな義龍が心配になる光秀。
どうやら義龍は立身と治世に疲れてるみたい。愚痴も出る。
でも光秀は靡かない。
光秀の目標は道三遺命の「大きな国」
会話の中で、道三を自然に「父上」呼びしちゃう義龍はやはり疲れている。光秀獲得も諦める。
二人の流石に最後の別れ
そして直後に義龍、まさかのナレ死。

信長、義輝に謁見。
信長は義輝に、義龍や今川義元への牽制を頼むが、義輝の提案は「?」なモノ。即ち義元より上の官職への叙任。
信長、少し表情から遠慮がなくなり疑義。
義輝は更に相伴衆も提示。
同意を求められた周りはノーリアクション。場が凍る。
愚痴がこぼれる義輝。実効性はともかく、今の義輝にはこれぐらいしかできない。

帰る信長を呼び止める光秀。再会の挨拶。
信長は今の尾張のピンチを好転させるためにも上洛したが、公方の力では、どうにもダメだった。
今の世にやはり違和感を感じる信長。早々に尾張に帰る。

信長は久秀にも挨拶をしていった。
その中で、摂津と尾張の国替を要求。尾張は戦乱続きでヤダ、摂津ならば商いができる。
言ってる久秀は「?」だし、聞いてる光秀も苦笑しかない。
久秀は信長の器量に困惑してるが、光秀から道三の信長評を聞いて妙に納得。
久秀は今後の京・義輝に楽観的だが、光秀は意外とそうでもない。想像以上に義輝が弱っていたから。
言われてみれば、久秀も将来を安楽とは思ってはいない。


次回は、ますます光秀の出番が不要な、桶狭間助走パートか。松平元康も出るみたいだし。


紀行は愛知県清須市。清洲城(当時の表記は清須城)、平成23年から平成24年にかけて発掘された清須城守護館の外堀、五条川、信長公出陣の像(清洲公園)


いやはや、やはり越前でノンビリするパターンはないのね。早速上洛しちゃうし。
そりゃまあ、光秀と幕府との距離を近づけとかないと、光秀の「正式な本史デビュー」の説得力が違ってくるから、当然といえば当然だけど、なんだかなあ。
いやいや、誰もが知ってるキャラが出てた方が、テレビドラマとして安心安全なのは重々承知してますが、でも、です。