因果応報Ⅳ

小学生も終わろうとした時からだんだんと僕の遺伝子が活性化してきた。

 

万引きや脱法ドラッグ妻名義の通帳から数百万の引き出しと・・・

 

高校を卒業し年上彼女の居る北海道へ行くもわずか2年で愛想をつかされ路頭に迷っているところを連れ戻した

 

その後真面目に働きだしやっと人並みの人生かと思ったのもつかの間仕事を辞めぐうたら生活をしだした・・・

 

その間も嫁の通帳から金を引っ張り出してはしらを切る・・・

 

業を煮やした僕は鬼となり子供に恐怖を教えた・・・

 

それでも彼の心は戻ることが無かった・・・。

 

数年後精巣癌になった・・・。

 

自暴自棄の息子

 

だけど僕は諦めなかった。

 

治療費も出せない子供に「俺が何とかするから治療しろ！病気が治ったらちゃんと働け！人生まだまだやり直せる

諦めずにただただ真面目に働け！」

 

その助言も空しくまた妻の通帳から出金履歴があった・・・。

 

かなり間は割愛したけど、「裏切りの街角」の記事へとつながった。

数日前妻が連絡を取った。

 

 

癌が再発したらしい。

 

埼玉の友だちあてに行ったけど結局は仕事もせん息子は見捨てられた・・・

 

アパートでアルバイトしながら抗癌剤を投与してるらしい。

 

息子よ！往生際が悪すぎるぞ！本当に俺の遺伝子受け継いでるなら「死に方用意」しろや

 

再発したんやって？

 

俺からの最初出最後の方向けの言葉・・・

 

それは

 

「因果応報」

 

己のしてきたことは良きも悪しきも、形は変われど必ず我が身に返ってくる。

 

大好きやったばあちゃんの教えや！

 

お前にも何十回と教えたよな・・・

 

事ある度に・・・

 

もう二度とお前には救いの手は差し伸べんから・・・

 

いろんな思いかみしめて、後悔しながら余命過ごせや！

 

因果応報Ⅲ

警察署に行き事情も内容も飲み込めんまま向こうの兄弟には文句を言われてた・・・

 

それでも翌日の夕方には市役所での手続きを済ませ今はやりの小さなお葬式を30年前にやったな

 

やっぱ俺って時代の先駆者なんやろか？

 

命日は推定11月23日。

 

命日に「推定」がつく。

 

翌年1月17日未明

 

阪神淡路大震災が我が家を襲った・・・。

 

数年の月日が過ぎ

 

息子も小学生高学年になった。

 

ある日義母から電話が入り息子が窃盗で警察署にいると・・・

 

まあ自分の遺伝子持つ子供やから驚きもせず応対している僕に義母から信じられないと・・・

 

子供を引き取りに警察署へ・・・

 

子供は僕にどつき回される思っていたらしく怯えていた・・・。

 

「お前、俺が怖いんか？」

 

「怖い」

 

「それなら2度とこんなしょーもないこと（つまらない事）するな！わかったか？」

といって頭ポンポンとした。

 

「こどもは安心したのか嗚咽しながら泣いていた」

 

「ええか？弱いもの虐めはお父さんは大嫌いや！弱いものが困るような事はやめろ！

この次は無いぞ！」

 

といいながらTHE BLUE HEARTSのTRAIN-TRAINを二人車の中で聴いた。

 

 

因果応報Ⅱ

警察署から1本の留守番電話があった・・・

「もしもし○○さんですか？捜査二課の△△といいますが連絡ください」

捜査二課？またおばはん（母親）なにかしでかしよしよったか？

いつまでこんな事に付きあわなあかんねん！クソがっ！そんな言葉吐き出しながら

警察署へ電話を掛けた・・・

「もしもし捜査二課の△△さんから留守電頂いてた○○といいますが△△さんお願いします」

「ああ、もう帰宅していますのでまた後日かけ直してもらいます」

 

数日後

「もしもし○○さんですか？捜査二課の△△です」

「はいそうです」

「××さんはお母さんですよね？」

「何かしでかしましたか？」

「いや～実はお母さん先月11月に亡くなってましてね・・・明日署の方迄御足労願いますか？」

自宅の風呂の中で死んでた・・・

 

あれだけ・・・

 

どれだけ・・・

 

迷惑かけてきて・・・

 

借金の殆ど肩代わりして、親父と離婚して住む部屋、家財道具迄用意してきたのに・・・

 

またもう一度親子3人で澄子と夢見てきたのに・・・

 

600万のうちたった50万自力で返せば実現できたのに・・・

 

母親の兄弟には俺が無心するからと噓をつき続けてた・・・

母親のアパートには向こうの兄妹が居て母親に騙されてることをしった途端

 

早く葬式をあげろ！こっちも忙しいんや！等と・・・

債権回収できんと分かった途端態度が変わって行った・・・

因果応報

平成６年６月８日

僕の遺伝子を受け継いだ「人」がこの世界に産声をあげた...

 

君が生まれる29年10ヵ月前の、7月6日北海道の阿寒観光ホテルでした。

そっちの方面では百戦錬磨の僕がハネムーンベイビーをと...

 

お母さんの胎内に君が形を作っていきました。

4つの産婦人科を受診し3つは堕胎を勧められ残り1つの病院では85％胎児に影響（奇形）の可能性といわれた

 

もちろん僕の答えは

 

やるだけやって成す術無くなったら3人で腹括ればええだけや！

それが嫌なら堕ろしてくれていい！と・・・

 

死産ででてくるか？奇形ででてくるか？色んなことを考えながら時が過ぎおまんまるに大きくなった妻のお腹を蹴る

姿や日々の状態を毎日毎日映像に残していった。

 

そして運命の日が来て仕事終わって車に飛び乗り病院に駆けつけ撮影開始！

助産婦さんにある程度産まれてくる赤ちゃんの経緯をつたえて録画したよ

 

頭が見え出してもうすぐって時にビデオテープが最終になり、「ストップストップ！ちょっと待ってくれテープチェンジや」

助産婦さんに「貴女何考えてるの？そんなことしてる場合じゃないのよ！」とめっちゃ怒られたけど、「さっき話した通り

この瞬間の全てが俺らの人生なんや！後悔したくないから悪いけどこっち主導でやらせてもらう！」と・・・

妻の手を握り締めてた義母からも物凄い視線で睨みつけられ助産婦からは「こんな旦那さん見たことない」とか言わたな・・・

テープチェンジが終わって仕切り直して・・・

手と足と目の大きいドラゴンボールのピッコロみたいな奴が目の前に現れた・・・

 

正直言うと実の子供という実感が沸いてこなかった。

日々ほぼ毎時間考え悩んでこういう結果を求めてきたがゆえに、あまりにも自然だったので・・・

 

1週間後我が家へやってきた！

夜勤で寝てなくても日々ビデオを撮り続けた・・・

 

その年の12月の半ばを向かえた・・・。

 

 

 

裏切りの街角

甲斐バンドの歌に裏切りの街角というものがあり、

20歳前後のときよく聴いていた…


8月の末に

息子をこの家から追い出しました。


癌を患い何とか生きてほしいと言う願いで手術を受けさせその後も安定していたんですがね…


何なんでしょうか…


母親に裏切られ17の時に離散して…


中古の家でもいいから自分の家を持ちたいと必死になって働いて一銭の小遣いも取らずに駆け抜けた15歳から（実際は小学生でしたけど）自分なりに頑張ってきたのに…


20歳て親父に彼女が出来て…


家の事は諦めてくれと…


俺の人生もう一度花咲かせたいと…


自分も家族持ったけど嫁に裏切られ、可愛がってた従兄妹にも裏切られ…


それでも月は暗黒の夜空を照らしてくれると言い聞かせてきた…

嫁の障害基礎年金、僕の預金通帳から盗みとった金額は3桁の半ば近く迄になった…

もうこれ以上この家に置いておく意味がなくなった…


縁を切ることの出来ない事は母親の裏切りから学んできたし

何回も金の面で災いが降り掛かって来た。


だからもうこの家に立ち入る事をゆるさない。


発覚のその日仕事から帰ってきて嫁が通帳を見せてきた…


3階の息子の部屋に入るとヘッドフォンをしてオンラインゲームしている後ろ姿があった…

肩を叩き、通帳を見せて「わかってるな？」


その会話のあと2階のリビングに来させて明日までにどうするか決めろ！と…


返済できるわけは無い事は承知の上だったので、明日までにゴミ部屋片付けてこの家から出て行けと…


それが最後に交わした言葉になった。


還暦前になって何でこんな思いせんとあかんのや？

なんかしたか？お前らに…？


もう二度と人を信じる事は辞めよう…


何回もこの言葉言う度に、いやいや、人を信じられん人生なんか何にも楽しくも無いと宥めて来たけど…


もう疲れた…


人は信じない。


それでいい。


僕はそんな星の下に産まれてしまったのだから…


我が息子よ…

君の人生はまだこれからです…


やり直す機会は有る。


心改めろ！


だけど…


二度と家には戻ってくるな…。



「月が綺麗ですね。最終章」の記事で

一緒に投稿するかどうか躊躇したことがあったので、

少しだけ・・・

 

皆さんLINEはされてますか？

メールよりもレスポンスの良い連絡ツールとして僕も愛用しています。

 

でね

 

スタンプってあるじゃないですか？

直接言いにくい表現とかを素直に伝える事のできるアイテムです！

 

 

僕も5種類ほど作成してるんですよね

 

あ、決して買ってほしいわけでは無いです

定額で使い放題のところに属してるので・・・

 

月が綺麗ですねの記事を投稿する度にどうしようか・・・？

 

と思ってたんですけどね、何か今がいいタイミングなのかなと思い記事にしてみました。

これなんですよ！

 

我ながら、ロマンがチックじゃないですか？

まぁ、誰も言ってくれないので自己満の境地ですが・・・

 

彼氏、彼女や愛しい人へ・・・

ちょっと照れ臭くて表現できない時に・・・

感謝の意も込めて！

 

気に入れば使ってやってください。

５種類のスタンプは小さな子供から大人までスタンプだけで会話できるようにチョイスしてます。

 

 

月が綺麗ですね。最終章

お久しぶりです。

相も変わらず色々激動の時が流れました…


今宵仲秋の名月。

「月が綺麗ですね」の記事を何度も投稿してきましたが今回が最後の投稿になるのかな？


漱石は「I LOVE YOU」と伝えなさい！

それで充分伝わりますから…と

二葉亭四迷は「死んでもいいわ」…と


月虹は…

「こんなにも月が綺麗な今宵なら、笑って死ねますよ」って想いです。

幼稚園児の頃先生に大きくなったら何になりたいですかの質問に、僕は神風特別攻撃隊として大切な人の為喜んで死にに行きたいと言ってめちゃくちゃ怒られました…55年の歳月を過ごして今…

その気持ちに変わり無く生きてます。


愛する人が居るなら…

その人の為ならば…

この命ささげられるよ！


そんな人生過ごせた事に感謝してます。

早く咲く枝は

梅なのか桃なのかは名付けた人にしかわからないけど…


喜んで…


こんなにも月が綺麗な今宵なら、笑って死ねますよ…


春告げ鳥

春になったら、空を見上げてみよう！

ヒバリの名前は、晴れた日に天高く舞い上がり鳴くことから「日晴（ひはる）」と付けられたと言われています。 春の晴れた日、にぎやかな声が聞こえたら空を見上げてみてください。

 

知ってましたか？

 

雲雀という鳥のの名の由来

 

ってなわけで気になると直ぐ、色々知りたくなる性格の月虹・・・

 

調べてみましたよ

 

 

全長17cm。全身茶色で、頭には小さな冠羽があります。空中でさえずる他に、牧柵、石など周辺より少し高い場所に止まって、よくさえずります。日本全国に分布していて、繁殖もしますが、北海道では夏鳥です。河川敷や野原のひろいところで、太陽にとどけとばかり高く高く、鳴きながら舞いあがり、はばたくヒバリ。ヒバリは朝を象徴する鳥であり、西洋では、その歌声は清浄な愛をあらわすとされ、夜の愛をうたうナイチンゲールと対をなす鳥です。イギリスには「子ヒツジと共に寝てヒバリと共に起きる」ということわざがあります。

 

有名どころでは、美空のひばりさん

 

日本の歌姫・・・

 

そうですDIVA

 

確かに美しい空高く心地よい鳴き声が歌声のように聴こえます。

 

まさに「ひばり」のごとく・・・

 

 

 

北海道では夏の鳥だそうです

 

僕のもとにも雲雀は訪れて戴いています

 

感謝の意を込めて・・・

 

健やかに朗らかに過ごせることをお祈りしています・・・

 

いつも

 

ありがとうございます。

月が綺麗ですね

愛をささやく言葉・・・

 

愛というもの恋というものを抽象的に今の自分の想いを伝える術として

 

精一杯の言葉・・・いや言霊なのかもしれない

 

暗黒の空に輝きを放ち

 

人影さえも愛おしく見せる月

 

その姿は望であっても、我眉であったとしても

 

それを言葉にするときに存在すれば・・・

 

想いを贈り続けることができる・・・

 

ただ

 

新月の夜

 

その言葉を表現しようにも

 

手段がみつからない・・・

 

それゆえに

 

僕が見ている貴女の瞳は美しいのです

 

新月の夜にも輝いているのです・・・

 

今一度・・・

 

月が綺麗ですね

 

過去五千年

今夜、今まさしく過去五千年ぶりのタイミングで僕の誕生日プレゼントを天体から頂いいている真最中なのです。

 

皆既月食と天王星食！

 

五千年前は当たり前に天体望遠鏡などなかったでしょう！

 

人類は今より遥かに視力も優れていて、もしかしたら今天体望遠鏡を使ってレンズ越しに見えている世界が肉眼で見えていたのかもしれません！

 

かなり酔っぱ状態ですが

（まぁこの歳になれば色々と辛いことばかりで…）

 

天体ショーを見ています。

こんなクズな俺と繋がってくれている人も同じ月を観ているのかな？

 

って思うと感謝なんですよ！

 

今夜も嫁と口論になりました。

また暫く断食生活になるのかな？

 

イライラ募って何も食べたく無くなって何ヶ月経つかな？

 

わかってるんや！

 

だけど俺ももう壊れかけてるのかもしれん。

って日々思いながら過ごすのが辛く感じてる。

 

もうええよ！

 

お前餓鬼の頃から頑張って来たやん！

 

だから、もうええよ！

 

無理すんな！

 

って

 

心のどっかで誰かが慰めてくれてるけど。

 

そんなやつにはまだ負けんつもりでおる。

 

何時まで続くやろか…

 

五千年越しの天体ショーを見てたら

俺ってほんま

小さい奴やと思ってしまう…