皆さま、こんばんは。

 

うたごえ喫茶「和麗花」で昼の部の一部で皆さんと歌いました

 

「今日でお別れ」

 

これが今回、とても胸に刺さりましたので少しご紹介ですウインク

 

「今日でお別れ」は菅原洋一さんが1967年に発売した歌です。

 

この曲の2年前に発売していた『知りたくないの』がロングヒット!

それに埋もれてしまったようで

なかなか日の目を見なかったのですが

発売から2年後、

バージョンを変えてレコーディングしたところ大ヒット。

第12回日本レコード大賞も受賞しております。

 

歌詞はどなたかと調べましたら、なかにし礼さんラブ

 

なかにしさんの詩はどの歌も

女性の気持ちをリアルに表現しているので

ハッとさせられます。

 

「すごいなぁ、この歌。作詞は誰だろう?」

と調べてみるとなかにしさん、と言う事が多々あります。

 

(因みに風の盆恋歌もそうです。

原作の高橋治さんの小説を

歌詞の1〜3番に全てのエッセンスを凝縮して書き上げておられるので

天才、、、と言う言葉しか出てきません。)

 

そんななかにしさんの歌作りの出発点は、

お茶の水のシャンソン喫茶「ジロー」でのアルバイトがきっかけで始めた

シャンソンの訳詞、だったそうです。

 

そしてそのシャンソン喫茶で知り合った女性と

結婚するのですが

 

生活費にまつわる経済問題、

なかにしさんの女性問題などで争いが絶えず、

女の子を出産後、早々に離婚してしまいます。

 

この歌の発表の時期などを照合してみると、

この歌は離婚直前の頃に書かれたようです。

 

離婚後、女性はアメリカへ移住してしまうのですが、

その理由はこのようだったそうです。

 

「なかにしが私の魂を蛭(ひる)のように吸い取って創り上げた、

流行歌の聞こえない場所に行きたかった」と。

 

・・・すごくないですか?凝視

 

なかにしさんの創作意欲を掻き立てるような

素敵な女性だったのだと思いますが

でも、、、、

 

やはり自分との真剣なやり取りが

相手の仕事の材料になり抽出されて

こんな風に世間に晒されてしまう事は耐え難いですね.....

 

 

「今日でお別れ」

 

今日でお別れね もう逢えない
涙を見せずに いたいけれど
信じられないの その一言
あの甘い 言葉を
ささやいた あなたが
突然さようなら 言えるなんて

最後のタバコに 火をつけましょう
曲ったネクタイ なおさせてね
あなたの背広や 身のまわりに
やさしく気を配る
胸はずむ仕事は
これからどなたが するのかしら

今日でお別れね もう逢えない
あなたも涙を 見せてほしい
何も言わないで 気休めなど
こみあげる涙は
こみあげる涙は
言葉にならない さようなら さようなら

 

こちらは菅原さんの歌唱です。

今回のコンサートがきっかけでしみじみと聴いたのですが

こんなにも歌がうまい方だったのですね、、、

 

最初の「もう逢えない」だけで思わず泣きました泣

 

この歌も大好きな1曲になりました飛び出すハート

スクリブル

子供の頃、

水田の脇の用水路でメダカやザリガニ取りに夢中になり過ぎて

ヒルに吸われたこともありました。

ちょっと気持ち悪かった...ネガティブ

でも、ミミズだってオケラだって〜ですねあせる