ガン学会の風雲児、近藤誠医師に訊(き)く
抗ガン剤の「医薬品添付文書」を見て、その副作用の凄(すご)さに愕然(がくぜん)としました。
例えば、ファイザー社のプラトシン。
「添付文書」を素人(しろうと)が読んだら手が震えます。「警告」には「緊急時」に十分対応できる医療施設でしか使ってはいけないとある。
「緊急事態」とは、「いつ死ぬか分からない」ということ。
さらに、「緊急時」に対応できる医者でないと使ってはいけない、と「警告」することは、つまり「死ぬことを覚悟しろ」、そして「添付文書」は、作用の発現率について「調査していない」。
さらにラトシンの「有効性」「有効率」について一行の記載もない。
目を疑って厚労省に「そんな添付文書」が許されるのか? と抗議したら「そんなことは薬事法の承認上考えられないと呆れる。
そこでファイザー社に抗議したら「後発商品なので書かなくていい」との返答。
もう一度、厚労省を追及すると
「後発、俗にいうゾロ薬品は例外です」と逃げる。
「医薬品添付文書」は医者にとって、少なくとも貴重なガイドラインです。
それに副作用の頻度が書いていない。
「有効性」についてー行も書いていない。
とても許されるべきではない。
「最後は治療の副作用で死ぬのです」
(続く)