けさのやりとり

ゆっくりとソファできがえるむすこ
おべんとうをつつむじかんを
わすれていそうなかんじ


☆いろ→ わたし    ☆いろ→ むすこ    


「おべんとうつつむのしってる?」

「あ、ごめん」

「ごめんねってなんで?何かわるいことした?」



このデジャブ
なんどやったことか。


わたしは「ごめん」と言われるのに抵抗があった

何かトラブったら
なっとくしてないけど
とりあえず「ごめん」みたいな
世間一般のそれがいやで

むすこにも
そんなふうな
とりあえずごめん
を言ってほしくなかった

そんなふうにかんじてた



「 なんで、ごめんなの?
  わたしは、
  おべんとうつつむのしってる?
  って聞いただけだよ。
  そのことばにこたえてね。
  ごめんっておかしくない?
  ことばにこたえてないじゃん? 」


いいながら
いわかんだらけのわたし


「 なんとなく。
  おこってるかんじがしたから。 」



「 ことばにこたえてって言ってるじゃん。
  かんじょうにこたえないで。
  かんじょうって何?
  わたしおこってないし。
  おこってるって
  かんちがいじゃないの? 」



いいながら



あ!
やられたーー

あなたがせいかい



ことばとココロ


どっちが先か


ココロが先



わたしのなかにかすかにある いかりのカケラ を察知しての

『 ごめんね 』

だった。



ことばにこたえなかったのは
ココロにこたえてくれていたから♡



おなじ状況でも
わたしに いかり がまったくないとき
『 ごめんね 』はない。

『 あー、わすれてた 』なんだ。彼は。

『 ごめん 』があるときは かすかにわたしがおこっているとき



天才すぎるっ
ほんとにーーー
いつもありがとう
いつもきづきをありがとう

このデジャブ
やっとおわるー☆



ココロで会話する


おくそこのどこかに
ことばがないことが
いやだったり
不安になっていた
わたしがいたね


そもそも 不足などない
ことばもいらないのかもしれない



はじめのココロ

だいじなのはココロ♡