こんにちは
結婚相談所Bluebirdの伊達です
私のお見合い話①です
人のお見合い話を聞いても、楽しくも何ともないかもしれませんが・・・
参考にしてみて下さい
私の初めてのお見合いはバツイチになって２ヶ月後に突然やって来ました。
「人生をやり直すなら、早い方がいいっ‼」
ヒトラー級の独裁者、伊達の母ヒト子の鶴の一声でお見合い決定
相手はバツイチ１０歳年上の歯科医。
お父様から家業の歯科医院を引き継いで営業中。
話を持ってきたのは呉服屋のおかみさん。
一応断った。
そんな気持ちにはなれなかったし、結婚はもうしたくないと思っていたから。
三時間の説教が返ってきた。
めんどくさいのと、半年で離婚してしまった申し訳なさから、仕方なく会うことを了承。
当日は呉服屋のおかみさんとヒト子と私の３人でホテルのラウンジへ。
18時30分に待ち合わせ。
20分前に到着。
18時30分になり、
１０分が過ぎたがいらっしゃらない。
30分過ぎた。まだ来ない。
１時間過ぎた。来ねーじゃねぇかっ‼
20時前になり、ヒト子は最終のフェリーに乗る為に帰り支度を始めた。
そこへお相手とご家族登場
「いや～、仕事が終わらなくて。」
挨拶もそこそこにヒト子退場。
この時点で私は結構イライラしてました。
お互いの紹介が終わり、お約束の
「あとは若い人達で
」
」と、置き去りにされる。
「車で来てるから、ドライブしましょう。」
そう誘われて駐車場へ。
ソコデ、ワタクシ、カタマッタ
年代違うけど、お許しを。
「マジか‼」
車は黄色のカマロ。
趣味が悪い・・・
仕方なく黄色のカマロに乗り込んだ。
「カマロなんて乗ったことないでしょ。ヒヒーッ。」
黄色のカマロさんは引き笑いをする。
「僕は月収100万円だからね～。もっといい車も買えるんだけど、コイツに一目惚れしちゃって。あっ‼カマロってダウンタウンの松本も乗ってるって知ってる？ヒヒーッ。」
「そうなんですか・・・」
「えっ？知らないの？カマロは知ってた？このランクのはなかなか乗ってる人いないよ。ヒヒーッ。」
引き笑い、気持ち悪い。
下品だ。
「君、なんで離婚されたの？浮気でもした？半年で離婚でしょ？何があったの？僕は、ハズレ引いちゃって離婚したんだよね。元嫁はハズレだった。歯医者の嫁にふさわしくなかった。家柄も悪かったしね。」
家柄？
私だって普通の家庭で育った普通の生活しか知らない普通の人だ。
「私より、もっと家柄の良い方がいらっしゃるんじゃないかしら？」
「なに言ってんのさ。お祖父ちゃんが県会議員だったんでしょ？お嬢様でしょ？仲人さんが言ってたよ。」
「・・・。」
私は車酔いしたフリをすることにした。
高松空港まで行って帰って来る間、黄色のカマロさんは過去の自分の恋愛についてと家族自慢を話してくれた。
最後に
「次はフレンチを食べにいきましょう。行きつけの会員制のお店があるんです。行ったことないでしょ？会員制だからね。ヒヒーッ。」
と、お誘い頂いた。
お礼を言って、さよならした。
でも。
二度と会うことはなかったよっ。
ちなみに黄色のカマロさんは多色使いのマーブル模様のスクエアフレームの眼鏡。
白いYシャツに黒のスラックス。
蛇革の先が尖った靴をお召しになられておりました。
趣味悪っ‼
黄色のカマロさん。
かなりのタブーを犯していますよね？
一時間以上遅れて来て謝罪の一言がないって人としてどうなのさ？
前の奥さんをハズレ扱いってどうなのさ？
離婚して２ヶ月の相手に離婚理由を初対面で聞くかい？
家柄？普通ですけど？
元カノの話なんて興味ないです。
ご家族はあなたよりももっと優秀だって分かりました。
自慢話、上から目線、なんじゃらほいって感じ
黄色のカマロさんは、初めてのお見合いで
「これをやったら、おしめーよっ」
」ってタブーを片っ端から犯してます
前の奥様はそんなあなたがイヤになったんじゃない？
ハズレはオメェだよっ
私が一番「あり得ない」と思ったのは、遅れて来たにも関わらず「ごめんなさい」がなかったこと。
仕事でどうしようもない時だってあると思う。
だけど、遅れた事実に対しての謝罪はしなくちゃ。
そんなことが出来ない人は、いくら月収が100万円だったとしても無理ですわ
「ないっ‼」以上。
風の噂で黄色のカマロさんが再婚したことを知りました
どうぞ末永くお幸せに
お見合いのマナーを学んでみませんか？
そして、結婚相手は自分で探しましょう。
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