振り返りの記事となりますが・・・。
11日間の長男君との帰省中の出来ごと。
朝の目覚めからずっと、
「おじいちゃ~ん、おばぁちゃ~ん」と家中を追いかけ回し、電車ごっこや庭でのボール遊びなど
頻繁に会えない分を思い存分、取り戻すかのように遊びまくっていた長男くん
松山でお留守番中のパパさんのことや(かわいそうなほど)、幼稚園のことなど・・・
全くといっていいほど口にしない日が数日続いた・・・ある日
私の同級生が子どもを連れて遊びにきてくれました。
母のお友達のおば様もお嫁さんとお孫さんを連れて、同じ日に来てくれました。
どちらも同じ3歳児の男児
玄関で来てくれるの楽しみに待っていたにも関わらず、顔を見るなり、
私にしがみつき、顔をうずめて、声を押しころしてなき始めました。
久しぶりだし恥ずかしいのかなぁ~?
もうすぐ慣れるよ~
とか、みんなで何気なく様子を伺っていました。
それにしては何年かぶりの泣き方に「あれ?あれ?」
と思っていた私
15分ほどして長男くんがやっと発した言葉に、ハッとしました
「〇〇くん(入園前からの幼稚園のお友達でご近所さん)に、
ぼくはずっと会いたかったんだ~!!」
「〇幼稚園に行きたいんだよぅ!!」
と、泣くわ!泣くわ!
数日ぶりに同じ年頃の子に会い、それがきっかけとなって、彼なりに秘めていた想いが
一気にあふれ出たのでしょう。
熱が出ても、お休みしたくないというほど、大好きな幼稚園をしばらく休ませて帰省していることに
何も言わない長男くんを少し心配していた私
「そうよね~。」
内なる想いをふきだせて・・・よかった。
と、何だかホッと安心しました
その後は、スッとしたのか落ち着いたのでヤレヤレ。
さすが子どもたち、保育園なり幼稚園なりに通っているだけあって、打ち解けあって走りまわって
遊ぶあそぶ!!
別れ際には、ハグまでして・・・またの再会を約束して
長男・長女の私たち夫婦。
その親たちもどちらも長男・長女同士。
その初孫で、ひとり孫であるうちの長男くん
それはそれは、どちらからも溢れんばかりの愛情をもらっていて、感謝してもしきれないくらい。
とてもありがたいことだけど、大人ばかりの中で育ってきたこの3年半。
ときどき大人びたものの捉え方をすることがあり、こちらがドキッとさせられたり、
妙に物分りがいいときがあったりして、逆に私のほうが心配してしまうときがあります。
本人は決して無理をしているわけでもなく、大人の顔色ばかりを伺っているというわけでもないのだろうけれど、
上手く表現できないけれど、
もっとわがまま言っていいんだよ。
もっと甘えていいんだよ。
まだまだ3歳児なのに・・・と。
今、妊娠5ヵ月の私。
ソファーに腰かけていると、
「抱っこ~」と眠そうな目をしてやってくる長男くん
「赤ちゃんがつぶれるけん」と言って、決してギュッと抱っこさせてくれない長男くん。
落ちそうな格好で太ももの上、ギリギリにチョコンと座り、ウトウト・・・
「大丈夫よ」 と言うんだけど、絶対に抱っこさせてくれず、私のほうがちょっと寂しくて
彼なりの気遣い
素直に「ありがとう」 なんだけど、
日に日に成長していく様子に、私のほうが追いついていないような・・・
そんなこの頃です。