イラスト:双子姉

まずは、保険会社の担当さんが謝罪をしてくださいました。

母が出そうとしたお茶も断り、恐縮した様子で座ります。


事故を起こしたのはもちろんこの方ではなく、当然この方は何も悪くないのですが、

私たちから伝えたい要望・思いはこの方を通じて伝えることしかできないため、怒りも込めた気持ち、父の憤りをまずはできるだけ感情的になりすぎず私から伝えました。


・先方からのアクションが、あの事故当日の廊下で母と私に謝罪した日から何も無い

→確かに私はあのとき、「事故は誰でもあるのでこれからは気をつけてください」「大した事ないようですし保険会社に任せましょう」と言ったけれど…

でもあのときは父の怪我のひどさを把握しておらず、まさか父も車もこんな大変な被害だとは知らなかったのですショボーン


土下座をして欲しい、菓子折りを持って謝りに来てほしいなんて望んでいるわけではありません。


せめてこちらの気持ちとして、父の様態を心配しているとか、気にかけているとかそういうことがあるだけでも印象は違うのですが、全く無く…


あのとき廊下で家族に謝ったし、あまり気にしないでみたいに言われたし、大したことなさそうだったし、あとは保険会社に任せればいいな。

あ〜よかった、ラッキー!口笛

と相手がもし思っているなら許せませんムキー


あれから父は集中治療室に入ることにもなり、右手のひどい痺れで手が使いにくく不便な状態、肋骨も折れており、

挙句の果てに最終的には、生涯消えることのない外傷が右腕にくっきり残ることになります。


結局、あの事故から1年3ヶ月が過ぎた今現在も、先方から父本人へのアクションは何もなく(保険会社通じても…)、父はどこのどんな人に追突されたのか相手のことはまったく知らない状態です…